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爆ごう【バクゴウ】

化学辞典 第2版

爆ごう
バクゴウ
detonation

火炎の伝わる速さが媒質中の音速より速くなると,火炎の直前に圧力の不連続的な隆起を伴う衝撃波が生じ,反応速度燃焼の場合よりもいちじるしく増加していく状態のこと.衝撃波と燃焼が結合した形式である.物質分解し,反応する形態としては,緩慢な分解,燃焼,爆燃,爆ごうという形に分類できる.爆ごうにおいては,爆反応により分解していく速度,すなわち,爆速が1500 m s-1 以上をさしている.爆ごうにおいては,伝火と燃焼が一体となり区別できない.すなわち,固体内部を進む衝撃波が各粒子の表面に燃焼を発生させ,内部への反応もきわめて速く進むので,爆ごう波は衝撃波と燃焼の結合した薄い波面を形成する.爆ごうの理論の発達により,爆ごう反応の温度,圧力,速度,内部エネルギーなどの計算ができるようになった.最近,爆ごうに伴う諸現象の研究および応用は,いちじるしい進歩をとげている.

出典:森北出版「化学辞典(第2版)」
東京工業大学名誉教授理博 吉村 壽次(編集代表)
信州大学元教授理博 梅本 喜三郎(編集)
東京大学名誉教授理博 大内 昭(編集)
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