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辞書

然も【サモ】

デジタル大辞泉

さ‐も【然も】
[副]《副詞「さ」+係助詞「も」から》
そうも。そのようにも。「然もあろう」
確かにそれに違いないと思われるさま。いかにも。「然もうれしそうな顔をする」
まったく。実に。
「あはれ、―寒き年かな」〈末摘花

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
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しか‐も【然も/×而も】
副詞しか」+係助詞」から》
[接]
前述の事柄を受けて、さらに別の事柄を加えるときに用いる。その上。「あの方は私の恩師で、―命の恩人だ」
前述の事柄を受けて、それに反する帰結を付け加えるときに用いる。それなのに。それでも。「あれだけ練習して、―勝てなかった」
[副]そんなにまでも。
「三輪山を―隠すか雲だにも心あらなも隠さふべしや」〈・一八〉

出典:小学館
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大辞林 第三版

さも【然も】
副詞に助詞が付いた語
本当にそれらしいさま。いかにも。 -うれしそうに笑う -知っているかのように話す
そのように。そのとおりに。 -あらん 女思ひも寄らねば、-心も得で有るに/今昔 29

出典:三省堂
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精選版 日本国語大辞典

さ‐も【然も】
〙 (副詞「さ」に助詞「も」が付いてできたもの)
① 副詞「さ(然)①」を強めたいい方。そのようにも。その通りにも。
※大和(947‐957頃)九四「かの北の方の御おとうと九君を、やがてえたまはむとなんおぼしけるを、なにかは、さもと親はらからもおぼしたりけるに」
今昔(1120頃か)二九「女思ひも不寄ねば、然(さ)も心も不得で有るに」
② 副詞「さ(然)②」を強めたいい方。いかにも。まったく。実に。
※蜻蛉(974頃)中「この大夫の、さもふつつかにみゆるかな」
※大鏡(12C前)五「入道殿によのうつりしほどは、さもむねつぶれて、きよきよと覚はべりしわざかな」
③ 程度のはなはだしいことを示す。とても。非常に。
※宇治拾遺(1221頃)一「さもめづらしからん奏でを見ばや」
※日葡辞書(1603‐04)「Samo(サモ) ヲモシロイ」

出典:精選版 日本国語大辞典
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