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然もそうず【サモソウズ】

デジタル大辞泉

然(さ)もそうず
《「さもさうらはず」の音変化》いや、そうではない。とんでもない。
「―。入道殿こそ過分の事をばのたまへ」〈平家・二〉
《「さもさうらはんず」または「さもさうらはんとす」の音変化》それもそうであろう。いかにもそのとおりであろう。
「―さもあらん、此の度は仕損ずとも」〈浄・出世景清

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
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大辞林 第三版

さもそうず【然もそうず】
さも候はずの転 いや、そうではない。とんでもない。 直実なおざねにおしならべてくめやくめ、といひけれども、-とてひかへす/平家 9
さも候はうずの転。うずは推量の助動詞 そうだろう。そのとおりだ。 おお-さもあらん/浄瑠璃・出世景清

出典:三省堂
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精選版 日本国語大辞典

さも【然も】 そうず
① (「そうず」は「候はず」の変化したもの) 相手の発言を受けて、それを強く否定するいい方。そんなことはありません。とんでもありません。
※平家(13C前)九「『敵にはどこをきらはふぞ。直実におしならべてくめやくめ』といひけれども、さもさうず、とてひっかへす」
② (「そうず」は「候はむとす」の変化したもの) 相手の発言を受けて、それを容認、肯定するいい方。そうであろう。その通りだろう。
※義経記(室町中か)七「今度の下りに持ちて下り、喜ばせんが為にて候ぞと言ひければ、それはさもさうず、と申す」

出典:精選版 日本国語大辞典
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