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無事【ブジ】

デジタル大辞泉

ぶ‐じ【無事】
[名・形動]
普段と変わりないこと。また、そのさま。「日々を無事に送る」「平穏無事
過失や事故のないこと。また、そのさま。「航海の無事を祈る」「無事に任務を果たす」「手術が無事終了する」
健康で元気なこと。つつがないこと。また、そのさま。「無事を知らせる便り」「父母の無事な顔を見て喜ぶ」
なすべき事がないこと。ひまな状態。
「われ―に苦みて、外に出でて遊ばんことを請い」〈鴎外訳・即興詩人
何もしないこと。
「只道士の術を学んで、無為を業とし、―を事とす」〈太平記・一〉

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
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大辞林 第三版

ぶじ【無事】
( 名 ・形動 ) [文] ナリ 
とりたてて変わったことがない・こと(さま)。 「歳月を経るに従て恰も-の世界を変じて多事の域と為し/文明論之概略 諭吉
身の上などに悪いことが起こらないこと。事故や病気などがないこと。また、そのさま。 「荷物が-に着く」 「家族の-な様子を知る」 「 -を祈る」 「ご-で」
作為を用いず自然に任せること。何もしないこと。 「只道士の術を学んで、無為を業とし-を事とす/太平記 1

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

精選版 日本国語大辞典

ぶ‐じ【無事】
〘名〙 (形動)
① とりたてて事のないこと。平穏であること。平和であること。また、そのさま。有事に対していう。
※懐風藻(751)侍宴〈藤原総前〉「無為自無事、垂拱勿労塵」
※太平記(14C後)一二「今逆徒不測滅て天下無事に属すと雖」 〔戦国策‐燕策・文公〕
② 無病で、健康なこと。また、そのさま。
※上杉家文書‐元亀四年(1573)四月二五日・河上富信書状「二才之御曹子様人質に信長へ有御渡、御無事之由」
③ 作為をもって行なわず自然のままであること。また、そのような境地やさま。
※太平記(14C後)一「只道士の術を学んで、無為(ぶゐ)を業とし、無事を事とす」 〔老子‐六三〕
④ 過失や事故がないこと。無難であること。また、そのさま。
※三河物語(1626頃)二「一人成供、何かと申者も候はば、又、其に付て、一見する者も御座候はば、此御ブヂ罷成難し」
⑤ するべき事がないこと。暇なさま。
※東路記(1685)美濃関が原より越前の敦駕へ行道「冬は何事をも調がたし。故に夏は鬧はしくして、冬は無事也」

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む‐じ【無事】
〘名〙 (形動) =ぶじ(無事)
捷解新語(1676)一〇「御くにもとわみなみな、御むしのよしに御さ候や」

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