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【ろ】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典



furnace
物を加熱したり溶融したりする目的でつくられた装置。高温焼成に用いられるものをというが,炉と窯の区別は必ずしも厳密になされているわけではなく,一般に窯炉あるいは工業窯炉とも呼ばれる。製鉄をはじめ金属精錬・加工,都市ガス,コークスの製造,スチーム発生,陶磁器の焼成,セメント製造など,多くの工業分野で広く用いられており,目的とする加熱温度の高低によって炉をつくる耐熱材料の種類や加熱方式はさまざまである。大別すると,物の内部に化学的変化を起させることを目的とした反応炉,物理的変化を起させる熱処理炉,殺菌を目的とした滅菌炉,焼却炉,金属加工の前処理を行う灼熱炉・予備加熱炉,合金などの融製や鋳物用の地金を溶かすときに用いられる融解炉などがある。加熱の方式には,燃料を用いる燃焼加熱式と燃料を用いない物理的加熱式とがあり,それぞれ加熱手段によって,前者にはコークス炉,ガス炉,重油炉,石炉,原子炉など,後者には電気炉 (抵抗炉高周波炉,低周波炉など) ,アーク炉,電子ビーム炉,プラズマ炉,アーク・イメージ炉,太陽炉などと呼ばれるものがある。また,真空炉,不活性ガス炉,減圧炉,大気炉など,加熱物体を包む媒体による分類もある。

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いろり。屋内の床を切って箱形とし,をたくわえてをとったり,湯を沸したり煮炊きをする場所。農村採暖,煮炊き用の炉は普通 1m四方で,天井から自在かぎを吊下げることが多い。

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茶道で用いる炉。茶室に造る炉は外のり寸法約 42.5cm (1尺4寸) 四方,炉壇の深さは約 45cm (1尺5寸) で,塗炉,石炉,鉄炉,銅炉などがある。また炉の切り方の形式には入り炉 (隅炉など) ,出炉 (でろ) がある。炭火を使用し,使わないときは木の炉ぶたをする。夏,秋には風炉 (ふろ) を用いる。

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知恵蔵

ロリータ、またはロリコンを省略して漢字にしたもの。「炉」に落ち着くまでは「」が使われていたこともあったが、ロシア女性を「露女」と記すこともあり、区別するためか使われなくなった。少女に対する性的嗜好というよりは、パッケージ化された2次元の、裸体も含めた少女の出版物や電子写真集という意味合いが大きい。「~の炉ください」などと使われる。
(川口正貴 ライター / 2009年)

出典:(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」

デジタル大辞泉

ろ【炉】
床や土間の一部を四角に切り、火を燃やして暖をとったり、煮炊きしたりする所。囲炉裏(いろり)。「を切る」 冬》
暖炉。ストーブ。
「僕は自(み)ずから―を擁して眠らんのみ」〈織田訳・花柳春話
金属などを加熱・溶解・反応させるための装置。溶鉱炉原子炉など。
ボイラーなどで、燃料を燃焼する部分。

出典:小学館
監修:松村明
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編集協力:田中牧郎、曽根脩
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ろ【炉〔爐〕】[漢字項目]
常用漢字] [音](漢)
火や香などをたく設備・器具。「炉辺火炉懐炉香炉焜炉(こんろ)地炉暖炉風炉(ふろ)
金属を加熱する装置。「炉心高炉原子炉反射炉溶鉱炉
[難読]焙炉(ほいろ)

出典:小学館
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防府市歴史用語集

火をたいたところです。炉といっても、暖房調理のためのものであったり、ガラスや金属をとかすためのものだったりと様々です。

出典:ほうふWeb歴史館
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世界大百科事典 第2版

ろ【炉】
人類が火を用いた事実を裏づける最も古い証拠は,北京原人が発見された中国の周口店遺跡から出たもので,約40万年前にさかのぼるが,火を一定の場所でたいて,食物を調理し,暖をとったり,照明の役割を果たした炉跡の確実な例は,約11万年前から3万5000年前,旧石器時代中期のネアンデルタール人によって残されている。たとえば,シリアのドゥアラDouara洞窟からは,石灰岩れき)をめぐらした,縦7m,横5m,周囲が20mもある巨大な炉跡が発見され,そこから石器や炭,焼けた骨が出土している。

出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.

ろ【炉】
セラミックス分野では炉と窯の区別は明りょうではないが,炉にはfurnaceをあて,窯にはkilnをあてている。また,窯炉のように区別を避けた表現もある。一般に,伝統的セラミックス(陶磁器,ガラス,セメント,耐火物など)の分野では好んで〈窯〉を用い,新しいセラミックス(エレクトロニクスセラミックス,ニューセラミックスなど)の分野では〈炉〉を用いる傾向が強い。いずれにしても耐火物で作った高温発生装置で,焼成,溶融,焼結,乾燥などの反応を行うために用いる。

出典:株式会社平凡社
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ろ【炉】
農家の囲炉裏から発想された茶室の設備。8通りの形式がある。成立にいえば,隅炉,向切,台目切,出炉であり,これら順勝手すなわち客が点前者(亭主)の右側に位置するのに対し,左側に客がくる逆勝手もきわめてわずかであるが実在する。このような茶室が構想されるのは,茶室の立地条件(室外の展望など)によって,やむをえず逆勝手の炉を切るのであって,通常の形式(順勝手,本勝手)が可能であるにもかかわらず,逆勝手の炉を切ることは許されない。

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大辞林 第三版

ろ【炉】
床を四角に切り、灰を入れ、中で火を焚いて暖をとったり、物を煮たりする所。囲炉裏。地炉じろ[季] 冬。 -の焰薬缶をつゝみ老婆あり /池内友次郎
かまで、燃料の燃える部分。 -に石炭を投げ込む
金属などを加熱して溶かしたり化学反応を起こさせたりする装置。 溶鉱- 電気- 原子-
[句項目] 炉を切る

出典:三省堂
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