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渋江抽斎【しぶえちゅうさい】

日本大百科全書(ニッポニカ)

渋江抽斎(森鴎外の小説)
しぶえちゅうさい
森鴎外(おうがい)の長編小説。1916年(大正5)1月から5月まで『東京日日新聞』『大阪毎日新聞』に連載。鴎外史伝の第一作。弘前藩の侍医で、考証学者でもあった渋江抽斎の伝記。当時ほとんど未知であった抽斎の探索行がそのまま書き込まれるとともに、その妻五百(いほ)をはじめとして、周辺人物も生き生きと描かれ、さらに筆は抽斎没後の子孫の行く末にまで及んでいる。鴎外の敬慕の情に支えられて、封建治下の文化人の安心立命の形がくっきりと浮かび上がり、鴎外第一の傑作として世評が高い。[磯貝英夫]
『『渋江抽斎』(旺文社文庫) ▽『鴎外全集16』(1973・岩波書店)』

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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