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混成軌道【こんせいきどう】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

混成軌道
こんせいきどう
hybrid orbital
原子の基底状態原子軌道線形結合して表わしたもの。たとえば,炭素原子電子配置は (2s)2(2p)2 であり,各軌道は同等でないからメタンの正四面体構造を説明できない。そこで各原子価電子の軌道を s+p+p+p のように線形に重ね合せて4個の同等な軌道に再配分する。これが sp3 混成軌道である。混成軌道にはこのほか方向が直線状の sp 混成,三角形平面状の sp2 混成,八面体状の sp3d2 混成などがある。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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世界大百科事典 第2版

こんせいきどう【混成軌道 hybridized orbital】
共有結合は二つの原子価電子軌道どうしの重なり合いによって形成される。この際に,孤立原子の場合の価電子の軌道そのままに保つ必要は必ずしもなく,原子間の化学結合の形成に有利なように価電子の軌道が再構成されることがある。代表的なとしてメタンCH4における炭素原子と水素原子の間の共有結合をとりあげてみよう。自由な炭素原子の価電子は2s軌道に2個,2p軌道に2個はいって,(2s)2(2p)2と表される電子配置になっているが,原子価が4価になるには(2s)1(2p)3の電子配置をとらねばならない。

出典:株式会社平凡社
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