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【ふけ】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典


ふけ
深部とも書く。主として炭層について用いられる語で,普通採炭切羽などで傾斜した炭層の高いほうを肩,低いほうを深という。傾斜炭層中の坑道の両壁も,肩側を肩壁,深側を深壁という。また,切羽の深部の入気側の坑道を深坑道 (ゲート坑道) と呼び,深度の浅い (肩) 排気側の坑道を肩坑道 (上添坑道,冠坑道) と呼ぶ。特に深坑道は産炭の運搬に利用される。

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デジタル大辞泉

しん【深】[漢字項目]
[音]シン(呉)(漢) [訓]ふかい ふかまる ふかめる み
学習漢字]3年
〈シン〉
水がふかい。「深海深浅水深
奥ふかい。「深奥深山深窓/幽深」
程度がふかい。「深化深刻深長深緑
夜がふかまる。「深更深深深夜
〈ふか(ぶか)〉「深酒深手目深(まぶか)欲深
[名のり]とお・ふか・み
[難読]深傷(ふかで)深山(みやま)深雪(みゆき)

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
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大辞林 第三版

み【深】
( 接頭 )

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

精選版 日本国語大辞典

しん【深】
〘名〙 ふかさ。考え、ものの道理などのふかさ。
正法眼蔵(1231‐53)諸悪莫作「聞教し修行し証果するに、深なり、遠なり、妙なり」 〔易経‐繋辞・上〕

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ふか【深】
(形容詞「ふかい」の語幹相当部分)
[1] 〘語素〙 名詞の上に付いて、深さ、奥行、濃さなど、程度がはなはだしいことを示す。「深江」「深田」「深緑」など。⇔浅(あさ)
[2] 〘名〙
① 「ふかま(深間)②」の略。
※評判記・難波立聞昔語(1686)竹中半三郎「かやうの深(フカ)もあるらんといたはしく候」
② 地名「深川」また、そこの芸者の隠語的表現。
※雑俳・柳筥(1783‐86)二「気の悪るさ隣座敷は深をつれ」

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ふか・い【深】
〘形口〙 ふか・し 〘形ク〙
① 空間的に表面・外面から底や奥までの距離が長い。
(イ) 海、川、淵などの水面や、谷、竪穴などのへりや、箱形・筒形の物の上部から底までのへだたりが大きい。浅くない。
※万葉(8C後)二〇・四四九一「大き海の水底布可久(フカク)思ひつつ裳引きならしし菅原の里」
(ロ) 家、山、野などの入口から内への奥行が遠い。奥まっている。
※竹取(9C末‐10C初)「ただ一所ふかき山へ入給ひぬ」
(ハ) (転じて) 思想やことばに表わされる内容の窮極、詳細など、深遠微妙でいたりつくことが困難であるさまをいう。義が奥ふかい。
※書紀(720)神代上(兼方本訓)「是の談(ものかたりこと)、蓋(けた)し、幽深(フカキ)(むね)(あ)らし」
② (心に深く感じる意で)
(イ) 感情・思慮・思索・情欲などの程度が並み並みでない。
※万葉(8C後)一一・二四六九「山萵苣(やまぢさ)の白露おもみうらぶれて心に深(ふかく)吾が恋止まず」
※彼の歩んだ道(1965)〈末川博〉四「とうとう京都にやってきたという実感を深うした」
(ロ) 情趣、情緒、風流心や美意識の到達度が十分であるさまをいう。情趣豊かである。
※東関紀行(1242頃)赤坂より橋本「ことのはの深きなさけは軒端もる月の桂の色に見えにき」
③ 物事と関係し合う程度が並み並みでない。かかわり合い方が強い。
(イ) 縁、恩、交際などの人間関係が並み以上であるさまをいう。親しくなじみ合っている。
※宇津保(970‐999頃)祭の使「ふかきちぎりある人は、よしある折を過さぬぞよき」
(ロ) 罪や過失や障害、危難の度合などが大きい。きびしい。
※源氏(1001‐14頃)葵「それだに人の上にては罪ふかうゆゆしきを」
(ハ) 学問、知識、経験、技巧などが十分である。習熟している。練達している。
※古事記(712)下「爾に御調の大使、名は金波鎮漢紀武と云ふ、此の人深(ふか)く薬方を知れり」
(ニ) 一般に、行為動作の程度がはなはだしいさまをいう。
※大唐西域記長寛元年点(1163)三「三蔵の玄文五明の至理頗る亦沈(フカク)(〈別訓〉さとれり)研(はげ)むで其の趣を得」
(ホ) 物事のかかわり合い方が強い。
※憲法講話(1967)〈宮沢俊義〉一〇「『兵隊の位』としてなじみの深い大将以下二等兵に至る名称は」
④ 色、香や自然物の広がりが濃密であるさまをいう。
(イ) 色が濃い。濃密な色合である。
※万葉(8C後)二〇・四四二四「色夫可久(ブカク)背なが衣は染めましを御坂たばらばま清(さや)かに見む」
(ロ) かおりがたかい。匂いが強くしみるさまをいう。
※源氏(1001‐14頃)行幸「例の壺どもに唐のたき物心ことにかほりふかくたてまつり給へり」
(ハ) 霞、霧、もやなどが濃い。
※源氏(1001‐14頃)橋姫「霧のふかければさやかに見ゆべくもあらず」
(ニ) 草や木や毛が密生している。
※宇津保(970‐999頃)吹上上「かくふかきよもぎの住処を」
⑤ 事の始まりから時がかなりたっているさまをいう。
(イ) 年が大分たっているさまをいう。年寄っている。老齢だ。
※万葉(8C後)一九・四一五九「磯の上のつままを見れば根を延へて年深有之(ふかからし)神さびにけり」
(ロ) その季節になってからかなり時がたっているさまをいう。いまやたけなわである。
※後撰(951‐953頃)春下・一一一「春深き色にもある哉住の江の底も緑に見ゆる浜松〈よみ人しらず〉」
(ハ) 夜になってからかなり時がたっているさまをいう。また、夜が明けるにはまだかなり間があるさまをいう。
※宇津保(970‐999頃)楼上上「夏のはじめ、ふかき夜のほととぎすの声」
⑥ (出演の順番が)おそい。寄席芸人の間でいう。「出番がふかい」
※半七捕物帳(1923)〈岡本綺堂〉少年少女の死「踊の筋も悪くないのと、その親許(おやもと)が金持なのとで、師匠はこんな小さい子供の番組を最初に置かずに、わざわざ深かいところへ廻した」
ふか‐が・る
〘他ラ四〙
ふか‐げ
〘形動〙
ふか‐さ
〘名〙
ふか‐み
〘名〙

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ふか・し【深】
〘形ク〙 ⇒ふかい(深)

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ふかし・い【深】
〘形口〙 (形容詞「ふかし(深)」から派生しておもに室町時代から近世にかけて用いられたもの)
① 奥深い。また、くわしい。
※浄瑠璃・兼好法師物見車(1710頃)中「ふかしい事は存ぜぬが」
② 格別であるさま。たいしたことである。重大だ。
※虎明本狂言・鼻取相撲(室町末‐近世初)「芸能と申てふかしひ事もござなひ」
③ たくさんであるさま。多い。多量だ。
※謡曲・吉野静(1423頃)「『十二騎とこそ承って候へ』『いやそれは深しからぬことぢゃほどに〈略〉』」

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ふか‐ま・る【深】
〘自ラ五(四)〙 深くなる。深くなっていく。奥ふかくなる。度合が進む。
※星座(1922)〈有島武郎〉「自分の研究に一頓挫が来さうな気持が次第に深まって行った」

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ふか‐・む【深】
[1] 〘他マ下二〙 ⇒ふかめる(深)
[2] 〘自マ五(四)〙 深くなる。深まる。
※うけとり(1933)〈木山捷平〉「秋がだんだん深んで行った」

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ふか‐・める【深】
〘他マ下一〙 ふか・む 〘他マ下二〙 深くする。思いを深くする。心深く思う。
※万葉(8C後)一八・四一〇六「奈呉の海の 沖を布可米(フカメ)て さどはせる 君が心の すべもすべなさ」
※肉体の悪魔(1946)〈田村泰次郎〉「自分の直観についての自信を深めたわけである」

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