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江戸川【えどがわ】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

江戸川
えどがわ
千葉県と茨城,埼玉両県および東京都の界を流れ東京湾に注ぐ利根川支流全長 59.89km。元は上流渡良瀬川下流を太日 (ふとひ) 川と呼んだが,承応3 (1654) 年に治水工事による水路の変更が行なわれ,以後野田市関宿から分岐する江戸川が生まれた。近世には利根川水運により栄え,明治の末年まで隆盛であったが,総武本線,成田線など鉄道の開通により衰微。現在は江戸川低地の幹線排水路,市川,船橋,習志野,千葉,江東地区の上水道源,農業用水にも利用。沿岸に野田,流山松戸,市川などの都市が発達。

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デジタル大辞泉

えど‐がわ〔‐がは〕【江戸川】

利根川の支流。千葉県北西端の野田市関宿(せきやど)分流し、東京湾に注ぐ。下流は、河川法では市川市を流れる江戸川放水路主流とする。長さ59.9キロ。
神田川中流の呼称。東京都文京区水道・関口江戸川橋の辺り。
東京都東部の区名。江戸川と荒川の間にあり、東京湾に面する。人口67.9万(2010)。
江戸川紙」の

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世界大百科事典 第2版

えどがわ【江戸川】
千葉県関宿町で利根川から分流して東京湾に注ぐ川。西岸は東京都と埼玉県,東岸は千葉県である。長さ59km,流域面積75km2,下流に江戸川放水路(長さ2.8km,幅300m)を掘って洪水の際早く海に排水している。かつては利根川と渡良瀬川が東京湾に注いでいたが,元和年間(1615‐24)両川を連結,1654年(承応3)の拡幅工事などにより利根川の本流は香取海(かとりうみ)に流れるように付け替えられ,利根川の旧河道が江戸川となった。

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大辞林 第三版

えどがわ【江戸川】
姓氏の一。

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えどがわ【江戸川】
東京都と千葉県との境を流れ、東京湾に注ぐ川。利根川の一分流。長さ60キロメートル。
隅田川の支流。神田上水の余水を文京区関口台付近で受け、飯田橋付近で外堀の水を併せて神田川となる。
東京都東部、二三区の一。江戸川と荒川とに挟まれ、東京湾に面する。

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日本大百科全書(ニッポニカ)

江戸川
えどがわ
関東地方を流れる利根川(とねがわ)の分流。一級河川。千葉県野田市北端で利根川の本流と分かれ、流山(ながれやま)、松戸の各市を通り、市川市で東京湾に注ぐ川。延長約60キロメートル、流域面積約200平方キロメートル。上流から茨城県、埼玉県、千葉県、東京都との境界をなしている。近世までは渡良瀬川(わたらせがわ)を上流とする太日川(ふとひがわ)(太井川(ふといがわ))として東京湾に注いでいたが、江戸幕府は江戸を水害から守るため、1654年(承応3)利根川と渡良瀬川の河道を変え、銚子(ちょうし)へ東流させてから、利根川分流の江戸川となった。また、かつては千葉県浦安(うらやす)市と東京都江戸川区の間を流れ東京湾に注ぐ流路を江戸川といったが、1919年(大正8)千葉県市川市に江戸川放水路を開削し、現河川法では、下流部は江戸川放水路が本流、もとの江戸川を旧江戸川とよんでいる。江戸時代は、利根川水運で栄え、いわゆる内川(うちかわ)回りとして、銚子、佐原(さわら)、野田、流山を経、海産物や醸造品の大半が江戸川を利用して江戸に運ばれた。1890年(明治23)利根運河を野田下流に開いて水路短縮が図られ、明治末まで隆盛を保ったが、鉄道の開通によって大正時代以後、水運は急激に衰微した。現在は、葛飾(かつしか)地域の幹線排水路、さらに東京都の江東地区と左岸の沿岸諸都市と船橋市、千葉市の上水道源になっており、産業用水にも利用されている。江戸川が形成した沖積低地は、潮入りの被害があるため、江戸時代はハス田が多く、行徳(ぎょうとく)付近は塩田であったが、近年の都市化の進行、とくに営団地下鉄(現、東京メトロ)東西線開通(1969)後の沿線変貌(へんぼう)は著しい。下流に東京都立水元(みずもと)公園と江戸川水門があり、浦安市の埋立地には大遊園地東京ディズニーランドがある。[菊池万雄]

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精選版 日本国語大辞典

えど‐がわ ‥がは【江戸川】
[1]
[一] 千葉県の西境を流れ、東京湾に注ぐ利根川の分流。もとは利根川の本流で、近世には、江戸から関東東部、北部への水運に利用された。全長約六〇キロメートル。
[二] 神田川の中流部の旧称。文京区関口から飯田橋駅付近の舟河原橋までをいった。
[三] 東京都二三区の一つ。昭和七年(一九三二)区制。東京湾に面し、江戸川と荒川の間に位置する。工場が多かったが、地下鉄東西線・新宿線の開通後、住宅地区として発展。
[2] 〘名〙 「えどがわがみ(江戸川紙)」の略。
※桐畑(1920)〈里見弴〉K・S生「同じ手跡が、〈略〉江戸川(エドガハ)の半切の上に、薄墨でにじんでゐた」

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