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水晶体【すいしょうたい】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

水晶体
すいしょうたい
crystalline lens
眼球の前部にある凸レンズ形の透明体。虹彩毛様体のつくる環の中にあり,前面は虹彩の瞳孔縁,後面は皿状の硝子体に接している。また,チン小帯 (毛様体小帯) によって毛様体に支持されており,毛様体筋収縮弛緩に応じて,水晶体がふくらんだり,扁平化したりして,眼前の物体のを網膜上に結像させる働きをしている。

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デジタル大辞泉

すいしょう‐たい〔スイシヤウ‐〕【水晶体】
眼球内の前方にあり、外からの光線を屈折して網膜上に像を結ばせる器官。透明なレンズ状をなす。

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レーシック関連用語集

水晶体
瞳孔の奥にあり、カメラでいう凸レンズの役割を果たします。厚さは約4mm前後で、直径は約9mm。無色透明で、凸レンズの形状をしています。チン小帯と 呼ばれる筋肉がつながり、近くを見るときはそれら筋肉の緊張がゆるんで厚くなります。遠くを見るときは逆に引っ張られ、緊張により薄くなります。このよう にして遠近にピントを合わせて、ものを見ることができるのですが、長時間近くを見つづけるなどすると緊張により元に戻らなくなります。この状態を仮性近視 と呼び、常態化すると近視になります。

出典:レーシックNET
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世界大百科事典 第2版

すいしょうたい【水晶体】

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大辞林 第三版

すいしょうたい【水晶体】
動物の発達した眼球で、光を屈折して網膜上に像を結ばせるレンズ状の透明な構造体。ヒトでは、虹彩の後方にあって毛様体の収縮・弛緩によって厚さが調節され焦点を合わせる。レンズ。

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日本大百科全書(ニッポニカ)

水晶体
すいしょうたい
脊椎(せきつい)動物、軟体動物、節足動物の発達したカメラ眼のレンズをいう。水晶体は、脊椎動物では発生時に眼杯の誘導によって表皮から形成され、その前面に薄い単層扁平(へんぺい)上皮があり、その後方には水晶体線維とよばれるきわめて細長い細胞が光の進行方向に平行に規則正しく配列する。水晶体の主要成分はクリスタリンとよばれるタンパク質で、哺乳(ほにゅう)類ではアルファ、ベータ、ガンマという3種類のクリスタリンがあり、鳥類や爬虫(はちゅう)類ではベータのかわりにデルタクリスタリンが存在する。網膜上に正確な像を結ぶには水晶体の曲率または位置を変えることが必要であるが、哺乳類、鳥類、爬虫類では毛様体筋の収縮によって曲率が変わり、両生類では前方へ、魚類では後方に牽引(けんいん)する筋肉によって位置が変化する。両生類では水晶体を除去すると虹彩(こうさい)の色素上皮の一部から水晶体が再生され(ウォルフの再生)、このことは細胞の分化転換の研究によく利用されている。
 無脊椎動物では、頭足類の目や昆虫の複眼などのレンズはいずれも表皮や眼胞からのクチクラ性またはキチン性の分泌物で、非細胞性のものである。[八杉貞雄]

ヒトの水晶体

眼球の中にあってレンズの働きをしている透明な組織で、目の焦点あわせは水晶体が厚さを変えることにより行われている。遠方を見るときは薄くなり、近くにピントをあわせるときには厚くなる。この働きは調節作用とよばれ、実際には水晶体前面の曲率の変化により行われる。水晶体は水晶体嚢(のう)に覆われていて、嚢の前面のすぐ下に水晶体上皮細胞が一列に並び、この細胞から水晶体線維が絶えずつくられている。古い線維はレンズの中央に押しやられて固い核となる。核と嚢の間を満たしている部分は皮質とよばれる。年齢とともに水晶体は黄色みを帯びてくるが、さらに病的に混濁したものを白内障という。[松井瑞夫]

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