Rakuten infoseek

辞書

気流【きりゅう】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

気流
きりゅう
air current
空気の流れ空気の流れは水平方向と垂直方向,およびその両者の混合に分かれる。通常水平方向の流れをと呼ぶ。水平の流れに対し垂直の流れは小さいが,台風低気圧雷雲積雲などの上昇気流高気圧フェーンなどの下降気流は天気を支配する重要な気象要素である。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉

き‐りゅう〔‐リウ〕【気流】
温度や地形の変化によって大気中に起こる空気の流れ。「気流に乗って飛行する」

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版

きりゅう【気流】

出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.

大辞林 第三版

きりゅう【気流】
空気の流れ。風。 「乱-」 「上昇-」

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)

気流
きりゅう
air stream
空気の流れ。風とほとんど同義であるが、風が一点における空気の流れを意味するのに対し、気流は風の空間的な広がりを問題にする場合に用いることが多い。[木村龍治]

気流の分類

運動学では、水平気流を4種に分類する。平行流とは、すべての空気が一方向に流れるものをいう。流速は場所によって変化してもよい。とくに、流速が場所によらず一定の平行流を一様流という。収束流とは、一点に向けて空気が集まるものをいう。地上付近の気流が収束流であれば、かならず上昇気流が生じる。発散流とは、一点から空気が離れていくものをいう。地上付近の気流が発散流であれば、かならず下降気流が生じる。合流型の気流とは、逆の方向から集まった気流があわさって別の方向に離れているものをいう。集まる方向に気温勾配(こうばい)が存在すると、気温が空気塊に固定されている場合、時間とともに気温勾配が大きくなるので、前線を形成する傾向がある。[木村龍治]

気流の表し方

一般的には各点における速度ベクトルの分布によって気流を表す。気象学では、風速を表す矢羽根の分布で気流を表すことが多い。流体力学では流線や流跡線によって気流を表す。流線とは、線の方向が速度ベクトルに平行で、線の間隔が速度の大きさに比例するような曲線群である。流跡線とは、流れの中に置かれた物体が流されていく経路を示す曲線である。[木村龍治]

野外の気流

野外の気流はほぼ水平で、対流圏の代表的な風速は毎秒10メートル程度。ジェット気流の中心部や竜巻の内部では毎秒100メートルを超す風速が生じることがある。地上付近の気流は一般に乱流で、風向・風速が不規則に変化する。この現象は風の息とよばれる。上空の気流は地上付近の気流ほどは乱れていないが、山岳の風下などで局所的に乱流が発生することがある(乱気流)。山岳の風上側では、山麓(さんろく)に沿って上昇気流が生じることが多く、フェーン現象の原因になる。[木村龍治]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

精選版 日本国語大辞典

き‐りゅう ‥リウ【気流】
〘名〙
① 温度や地形のちがいによって起こる空気の流れ。
※少年(1911)〈谷崎潤一郎〉「暗い肌寒い気流が二人の襟元へしみ入るやうであった」
② 物事の傾向や流れ。趨勢。
※こしかたの記(1961)〈鏑木清方〉文展開設「大同絵画会もそんな気流の凝て成ったものと云へようが」

出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

気流」の用語解説はコトバンクが提供しています。

気流の関連情報

他サービスで検索

「気流」のスポンサー検索

(C)The Asahi Shimbun Company /VOYAGE GROUP, Inc. All rights reserved.
No reproduction or republication without written permission.