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毛虫【ケムシ】

デジタル大辞泉

け‐むし【毛虫】
チョウ幼虫で、体に毛の多いものの俗称。 夏》「みじか夜や―の上に露の玉/蕪村
嫌われのたとえ。

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世界大百科事典 第2版

けむし【毛虫】
鱗翅目昆虫の幼虫の俗称の一つ。体の表面に長毛や毛束を密生するものをいう。主としてドクガ科,ヒトリガ科,カレハガ科,ヤママユガ科などの幼虫を指すが,チョウの幼虫にも毛を生ずる種がある。ドクガ科やカレハガ科の一部の種では触れると皮膚に炎症を起こすが,多くの種では無毒である。大半は植物の葉を食べるが,ヒトリガ科のうちコケガ類は樹皮や石面上の地衣類を食べる。青虫芋虫【杉 繁郎】

出典:株式会社平凡社
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大辞林 第三版

けむし【毛虫】
チョウ・ガなど鱗翅りんし目の昆虫の幼虫で、体が長毛におおわれているものの俗称。 [季] 夏。 朝風に毛を吹れ居る-かな /蕪村
人に嫌われる人。

出典:三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)

毛虫
けむし
caterpillars
鱗翅(りんし)目の昆虫の幼虫で長い毛をもつものの俗称。古くは髯虫とも書き、またカワムシともよんだ。ヒトリガ科、カレハガ科、ドクガ科などに長毛をもつ種が多いが、類縁とはとくに関係はないらしい。毒刺毛(しもう)をもち人体を刺すのはドクガ、イラガなど一部に限られる。長い毛のないものはイモムシとよばれている。[中根猛彦]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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動植物名よみかた辞典 普及版

毛虫 (ケムシ)
動物。チョウ・ガの幼虫で毛やトゲのあるもの

出典:日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」
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精選版 日本国語大辞典

け‐むし【毛虫】
〘名〙
① チョウ、ガなどチョウ(鱗翅)目に属する昆虫の幼虫で、体に毛の多い幼虫の俗称。体長二~四センチメートルくらいのものが多い。植物の葉や茎を食べる。毒針毛をもつものもあるが多くは無害。皮虫(かわむし)。《季・夏》 〔日葡辞書(1603‐04)〕
※俳諧・稲莚(1685)上「毛虫落てまま事破る木陰哉〈言水〉」
② (①が、見るからに気味が悪いところから) 人にきらわれる人物のたとえ。
※雑俳・軽口頓作(1709)「酒のましや、親仁(ケムシ)がやああいきついたア」
③ (①が見苦しくて、むさくるしいさまであるところから) いなかもののたとえ。
※雑俳・十八公(1729)「毛虫から出替りをして蝶の羽」
④ (毛の多いさまが①を連想させるところから) 濃い眉毛(まゆげ)のたとえ。けむしまゆげ。けむしまゆ。
※雑俳・柳多留‐二(1767)「地女に毛むし二つで化けられず」
⑤ 股引(ももひき)の前に飾りとして、絹糸を組んで付けたもの。
⑥ 牛や馬を洗う刷毛。

出典:精選版 日本国語大辞典
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