Rakuten infoseek

辞書

武家【ブケ】

デジタル大辞泉

ぶ‐け【武家】
武士家筋武門。また、一般に武士の総称。⇔公家(くげ)
室町時代、特に幕府あるいは将軍家をいう。

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版

ぶけ【武家】
原義的には武を専業とする家柄すなわち武士の家筋を指し,武門と同義語。しかし,一般的には武士階級の台頭以後,武士の棟梁あるいは武士階級出身の政治権力者などを指す場合と,鎌倉幕府成立後の幕府・将軍家およびその支配下の御家人を含めて,武士一般の総称として用いられる場合とがある。この後者の意味での武家とは天皇以下,京都朝廷に属する公家に対するものとしてとらえられ,武家政治武家政権などの称呼を生んだ。《源平盛衰記》に平清盛を指して〈武家の塵芥なり〉とあるのはその用例である。

出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.

大辞林 第三版

ぶけ【武家】
武士の家柄。武門。
鎌倉時代以降、公家くげに対して幕府・将軍およびその配下の御家人などの称。
将軍に仕える人。転じて、一般に武士。

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)

武家
ぶけ
武士の家筋をさし、「武門」ともいう。平安後期以来、清和源氏、桓武平氏の首長としての武家の棟梁が登場し、さらに武家政権が成立すると、棟梁や政権の首長を武家とよぶようになった。さらにそれが率いる政権、あるいはそれに従う武士の全体をも武家とよぶ場合があり、それらの呼称は江戸時代に及んだ。天皇以下の朝廷を公家(くげ)といい、武家は本来公家に従属し、軍事・警察機能によって奉仕したが、その半面、武士の台頭に伴って、武家は公家に対立するようになった。[上横手雅敬]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

精選版 日本国語大辞典

ぶ‐け【武家】
〘名〙
① 武士の家筋。武門。また、中世以後の幕府・将軍家、およびそれに仕える守護、地頭、御家人以下の一般の武士の総称。朝廷に属する公家に対していう。武士。
※吾妻鏡‐文治二年(1186)二月二五日「執行武家事之間。於事賢直」
② 鎌倉時代、鎌倉の幕府に対して六波羅探題をいう。
※勘仲記‐弘安三年(1280)五月・六月紙背(藤原親朝書状)「可尋沙汰之旨、去年八月被院宣於武家候了。仍当時武家召対両方、擬聞理非
室町時代、特に、幕府・将軍家をいう。
※園太暦‐康永三年(1344)正月二七日「武家送使者、〈安芸守成藤也〉召簾外之」

出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

武家」の用語解説はコトバンクが提供しています。

武家の関連情報

他サービスで検索

(C)The Asahi Shimbun Company /VOYAGE MARKETING, Inc. All rights reserved.
No reproduction or republication without written permission.