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武器よさらば【ぶきよさらば】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

武器よさらば
ぶきよさらば
A Farewell to Arms
アメリカ合衆国の小説家アーネスト・ヘミングウェーの小説。 1929年刊。第1次世界大戦中のイタリア戦線で戦うアメリカ人中尉イギリス人の女性看護師との極限状況下における純愛,女の死による愛の終わりを描き,戦争のむなしさ,人生の悲劇性を訴えた作者の代表作の一つ。 1930年ローレンス・ストーリングズが劇化,1932年,1958年に映画化された。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉

ぶきよさらば【武器よさらば】
《原題A Farewell to Armsヘミングウェイ長編小説。1929年刊。第一次大戦中のイタリアを舞台に、アメリカ人中尉ヘンリーとイギリス人看護婦キャサリンとの悲恋を通して、戦争がもたらす悲劇を描く。

出典:小学館
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世界大百科事典 第2版

ぶきよさらば【武器よさらば A Farewell to Arms】
アメリカの小説家ヘミングウェーの小説。1929年刊。《日はまた昇る》と並ぶ彼の代表作で,戦争文学の傑作の一つとされる。第1次大戦でドイツ,オーストリアを相手に苦戦するイタリア軍に加わったアメリア人中尉フレデリック・ヘンリーの苦い体験の物語。理不尽で悲惨な近代の戦争,それを支える空疎な大義名分に対する中尉の幻滅の過程と,イギリス人の篤志看護婦キャサリン・バークリーとの悲劇的な恋のなりゆきとが,緊密に練り上げられた構成のなかでからみ合う。

出典:株式会社平凡社
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大辞林 第三版

ぶきよさらば【武器よさらば】
ヘミングウェーの長編小説。1929年刊。第一次大戦を背景に、イタリア軍衛生隊のアメリカ人中尉とイギリス人看護婦の悲恋を乾いた筆致で描く。戦争文学の代表作の一つ。

出典:三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)

武器よさらば
ぶきよさらば
A Farewell to Arms
アメリカの小説家ヘミングウェイの代表的長編小説。第一次世界大戦時のイタリアとスイスを背景として、戦争と愛と死を描いた傑作。1929年刊。イタリア軍衛生輸送隊に志願入隊したアメリカ青年フレデリック・ヘンリーは、イギリス人篤志看護婦キャサリン・バークレイと真剣に愛し合うようになる。有名な「カポレットの大敗走」に巻き込まれたヘンリーは、愛国主義の無意味と欺瞞(ぎまん)を知り脱走する。妊娠しているキャサリンとスイスに逃れるが、そこでの至福の日々はキャサリンの死産と突然の死によって破局を迎える。作者自身の戦傷と失恋に終わった恋愛体験を踏まえた、現代戦争文学の白眉(はくび)であり、現代版『ロメオとジュリエット』と称される。この世の虚無と非情を、ハードボイルドといわれる感傷を排した文体で描いている。含蓄の深い表現も多く、とくに雨を象徴的に用いている。「彫像に別れを告げているようだった。しばらくして病室を出、病院を後にし、雨の中を歩いてホテルに帰った」で終わる幕切れの部分は何度も推敲(すいこう)された有名な文章である。作者はこの作品によって名声を不動のものとした。[武藤脩二]
『大久保康雄訳『武器よさらば』(新潮文庫) ▽谷口陸男訳『武器よさらば』上下(岩波文庫) ▽高村勝治訳『武器よさらば』(講談社文庫)』

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

ぶきよさらば【武器よさらば】
(原題A Farewell to Arms) 長編小説。ヘミングウェー作。一九二九年発表。第一次世界大戦下のイタリアの戦線で、アメリカ人中尉ヘンリがイギリス人看護婦キャサリンと恋に陥り、戦争の非情と虚無を脱出しようとして悲劇に終わる過程を、ヘンリの一人称で描く。戦争文学の代表作の一つ。

出典:精選版 日本国語大辞典
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