Rakuten infoseek

辞書

正弦波【せいげんは】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

正弦波
せいげんは
sinusoidal wave
x で時刻 t における変位 ξ が ξ=a sin (ωtkx+ε) で表わされる波。ただし a は振幅,ω は角振動数k は波数,ε は初期位相である。この波は x 方向へ v=ω/k の速さで進む。前式をみれば,任意の点で単振動が起っていることがわかる。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版

せいげんは【正弦波 sinusoidal wave】
正弦曲線の形を保ちつつ一定の速さで進む波。適当に選んだ座標系x軸の正の向きに進む正弦波は,場所xと時間tの関数,によって表される。sinの代りにcosを用いてもよい。Aは振幅,Tは周期,λは波長で,波の進む速さをvとすれば,v=λ/Tである。またν=1/Tを振動数,ω=2π/Tを角振動数,k=2π/λを波数という。ω,kを用いれば,u(x,t)は, u(x,t)=Asin(ωtkx)と表される。

出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.

大辞林 第三版

せいげんは【正弦波】
波形が正弦関数で与えられる進行波。波動を解析的に取り扱う場合の基本形。

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)

正弦波
せいげんは
媒質の変位uが、位置座標xと時刻tの関数として、u(x,t)=asin(ωtx+δ)と書かれるとき、この波をプラスx方向に進行する正弦波という。ここに、aは振幅、sinは正弦関数、κ=2πk,ω=2πν,k=1/λ,ν=1/T、2πラジアンは360度、κ、kは波数とよばれ、kは波長λの逆数、ωは角振動数、νは振動数で周期Tの逆数である。ある一定の位置においては、媒質は周期Tの単振動をする。ある一定の時刻tにおいては、媒質の変位はx方向に波長λで正弦関数的に変化し、空間的な周期性をもつ。(ωtx+δ)は正弦波の位相で、時刻ゼロ、位置x0における位相は、
  x=x0+vt
   (v=ω/κ=ν/k=ν・λ)
で与えられる位置xにおける位相に等しい。これは、この正弦波がプラスx方向に位相速度vで進行することを示す。δは、時刻ゼロのとき、原点(x=0)における位相である。δ=ε+π/2と書くと、変位uは余弦関数cosを用いて
  u(x,t)=acos(ωtx+ε)
と書かれる。マイナスx方向に進行する正弦波はu(x,t)=asin(ωtx+δ)またはu(x,t)=acos(ωtx+ε)と書かれる。正弦波は、波のなかでもっとも基本的な波であり、一般の波は正弦波の重ね合わせとみなすことができる。[飼沼芳郎]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

精選版 日本国語大辞典

せいげん‐は【正弦波】
〘名〙 振動の瞬間的変化など波形が正弦曲線で表わされる波。

出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉

せいげん‐は【正弦波】
振動の時間的変化など、正弦曲線で表される波。サイン波

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

正弦波」の用語解説はコトバンクが提供しています。

正弦波の関連情報

他サービスで検索

(C)The Asahi Shimbun Company /VOYAGE MARKETING, Inc. All rights reserved.
No reproduction or republication without written permission.