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正・糺【ただし】

精選版 日本国語大辞典

ただし【正・糺】
〘名〙 (動詞「ただす()」の連用形の名詞化) (役人による)とりしらべ。〔色葉字類抄(1177‐81)〕
※人情本・春色梅児誉美(1832‐33)四「六郎成清の正(タダ)しにて、近常が種なるよし相わかり」

出典:精選版 日本国語大辞典
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ただ・す【正・糺】
〘他サ五(四)〙
① 正しくする。本来あるべき状態にもどす。ゆがんでいるもの、混乱しているものなどをきちんとさせる。悪い所、欠点などを改めさせる。矯正する。
書紀(720)顕宗二年八月(図書寮本訓)「大泊瀬の天皇、万機を正統(タタシふさ)ねて天下に臨照したまひき」
※大慈恩寺三蔵法師伝承徳三年点(1099)七「法衆を匡(タダシ)(をさ)むること、任、能人に在り」
② 事柄をはっきりさせるために尋ねたり調べたりする。
(イ) 調べて事実をはっきりさせる。
※源氏(1001‐14頃)賢木「くにつかみ空にことわる仲ならばなほざりごとをまづやたださむ」
※滑稽本・浮世風呂(1809‐13)三「うつぼを読返さうと存知てをる所へ、活字本を求ましたから幸ひに異同を訂(タダ)してをります」
(ロ) 物事の真理を探り尋ねる。質問する。
※大慈恩寺三蔵法師伝承徳三年点(1099)八「才亦其の両端を扣へて猶ほ之を三蔵に質(タダサムト)擬す」
(ハ) 罪の有無をはっきりさせるために取り調べる。吟味する。糺問する。
※書紀(720)天武八年一〇月(北野本訓)「其の見聞くに随ひて糺弾(タタサ)は豈、暴悪きこと有らむ」

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