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検察官【けんさつかん】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

検察官
けんさつかん
public prosecutor; Staatsanwaltschaft
刑事事件についての原告官。公訴を行い,裁判所に法の正当な適用を求め,かつ裁判の執行を監督し,その他公益の代表者として法令上権限を付与された事務を行う国家機関 (検察庁法4) 。検事総長次長検事検事長,検事副検事の5種類がある (3条) 。検察官は,ひとりひとりが検察権を行使する官庁であるが,全国的に統一的,階層的な組織を成しており,不可分一体のものとして活動する (検察官一体の原則) 。基本的には行政官であるが,司法権の行使にかかわる職務を行うものであることから,裁判官に準じて法律上強い身分保障が与えられている。

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検察官
けんさつかん
Revizor
ロシアの作家 N.ゴーゴリの代表的喜劇。 1836年初演。ロシアのある田舎町を舞台に,職権を乱用し,詐欺,収賄を平然と行なっている町長をはじめとする判事,病院長,郵便局長,地主といった粗野で無知な官僚一味が,ふらりと舞込んだ都会のハイカラ青年フレスタコフを検察官と勘違いしたことから巻起る滑稽な騒ぎを,辛辣な風刺と深いペーソスをたたえた筆致で描く。当時のロシア社会の恥部ともいうべき一面を鋭くえぐりだしたこの作品は,上演と同時に激しい非難を浴びた。 19世紀前半のロシア演劇の発達に新時代を画した名作。

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デジタル大辞泉

けんさつ‐かん〔‐クワン〕【検察官】
犯罪を捜査し、公訴を行い、裁判所に法の正当な適用を請求し、裁判の執行を監督するほか、公益の代表者として法が定める一定の権限を行使する国家公務員検事総長次長検事検事長検事副検事の5種に分かれる。
[補説]書名別項。→検察官

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けんさつかん【検察官】[戯曲]
《原題、〈ロシア〉Revizorゴーゴリ戯曲。5幕。1836年初演。巡察検察官とまちがえられた主人公を中心に、役人の不正が暴かれる喜劇。当時の社会悪を批判した作品。

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とっさの日本語便利帳

検察官
犯罪を捜査し、公訴を行い、裁判所に対して法の正当な適用を請求し、裁判の執行を監督する者。検事も検察官の一種だが、他にも検事総長・次長検事・検事長・副検事があり、合計五種類の検察官がいる。

出典:(株)朝日新聞出版発行「とっさの日本語便利帳」

世界大百科事典 第2版

けんさつかん【検察官 Revizor】
ロシアの作家ゴーゴリの5幕喜劇。1835年作。〈喜劇を書きたくて手が震えるほど〉の状態で一気呵成(かせい)に書き上げられた。ペテルブルグの役人生活に失敗し無一文で故郷へ帰る途中の,頭のいささかからっぽな若い男フレスタコフは,ある田舎町で町政巡察の検察官にまちがえられる。彼は,町長はじめ横領などで脛(すね)に傷をもつ役人たちの賄賂攻勢を利用して彼らを手玉に取り,金を巻き上げ,ころあいを見計らって遁走する。

出典:株式会社平凡社
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けんさつかん【検察官】

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大辞林 第三版

けんさつかん【検察官】
犯罪を捜査し、公訴を提起して、裁判の執行を監督し、また公益の代表者として法律によって与えられた権限を行使する国家機関。検事総長・次長検事・検事長・検事・副検事に分かれる。
戯曲名(別項参照)。

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けんさつかん【検察官】
ゴーゴリの喜劇。1836年初演。地方都市の役人たちが、町にやってきた文無しの無責任な青年フレスタコーフをお忍びの検察官と勘違いして、どたばたを繰り広げる。

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精選版 日本国語大辞典

けんさつ‐かん ‥クヮン【検察官】
[1] 〘名〙 犯罪の捜査、刑事事件の公訴を行ない、法の正当な適用を求め、裁判の執行を監督することをおもな職務とする国家公務員。検事総長、次長検事、検事長、検事、副検事の五種類があり、検察庁のいずれかに所属する。〔仏和法律字彙(1886)〕
[2] (原題Rjevizor) 戯曲。五幕。ゴーゴリ作。一八三五年成立、翌年初演。地方の小都市の悪徳官吏たちが無一文の青年フレスタコフを検察官と勘違いしたことから生ずる騒動を風刺的に描いたもの。

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