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梁山泊【リョウザンパク】

デジタル大辞泉

りょうざん‐ぱく〔リヤウザン‐〕【梁山泊】
中国、山東省兗(えん)州の南東山のにあった沼沢天険の地で、代、宋江・林沖らがここにたてこもったという故事が「水滸伝」に記されてから、豪傑や野心家の集まる場所をいうようになった。

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とっさの日本語便利帳

梁山泊
梁山は山東省にある山の名。漢代に梁の孝王が遊猟をしたことからこう呼ばれ、山下の沢地を梁山という。天険の要地として知られ、宋の政和年間に、宋江が盗賊を糾合して立てこもった。以後、豪気な男たちが集まる場所を梁山泊という。

出典:(株)朝日新聞出版発行「とっさの日本語便利帳」

デジタル大辞泉プラス

梁山泊
京都府京都市左京区にある日本料理店。1973年開業。

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世界大百科事典 第2版

りょうざんぱく【梁山泊 Liáng shān pō】
中国山東省西部,梁山県の梁山周辺にあった沼沢。梁山濼(りようざんはく)とも書く。山東丘陵の西縁は南北に細長い地溝をなし,黄河が溢流(いつりゆう)するごとに沼沢地が伸縮をくりかえしていた。古くは大野沢・巨野沢などと呼ばれ,のちには分化して済寧をはさんで北四湖・南四湖などと呼ばれた。梁山泊はその最も北部にあたり,五代のころからこの名で呼ばれていた。この付近は黄河のはんらんで荒廃し人口も減少していたが,中原の中心地や南北交通の要路を扼(やく)する位置にあるところから,反体制勢力の拠点になりやすく,北宋末には宋江がここを拠点として,山東,江蘇河北にわたる広い地域で反乱をくりかえした。

出典:株式会社平凡社
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大辞林 第三版

りょうざんぱく【梁山泊】
中国、山東省西部の梁山のふもとにあった黄河の氾濫原。北宋末、宋江そうこうの反乱軍が拠った地。「水滸伝すいこでん」に宋江を首領とする一〇八人の豪傑が集まった所と脚色されて以来、慷慨こうがいの士や豪傑の集まりたむろする所の意にいう。

出典:三省堂
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精選版 日本国語大辞典

りょうざん‐ぱく リャウザン‥【梁山泊】
中国山東省梁山県の東南、梁山の麓にあった沼。鉅野沢(きょやたく)ともいった。天険の地として知られ、古来、盗賊、謀反軍の根拠地となっていたが、北宋末期に続発した反乱の一つである宋江の一味の故事が、南宋の講談の中で、やはりこの地にたてこもったとされ、それが「水滸伝」に記述されてから、転じて、一般に、豪傑や豪傑気どりの野心家などの集合するところをいう。
※雑俳・日本の鳥(1799)「医も交る梁山伯の河豚の会」 〔水滸伝‐第一一回〕

出典:精選版 日本国語大辞典
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