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核の傘【かくのかさ】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

核の傘
かくのかさ
nuclear umbrella
核保有国に働く抑止の機能を非核保有国に及ぼす状態。現代ではいかなる国の安全保障核兵器の存在を抜きにしては考えられず,特に兵器の圧倒的な破壊能力とそれに対する有効な防御手段がないことから,核保有国が非核保有国に及ぼす脅威は深刻な問題となる。そこでアメリカは同盟国核攻撃にさらされれば自国の核兵器で報復することを約束して核のを差伸べている。しかしアメリカが自国の死活的利益に直接つながらない場合でもあえて核交戦に踏切ることができるかどうかという問題が指摘されている。ワルシャワ条約機構解体ソ連邦崩壊によって,ロシアの核の傘は縮小した。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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朝日新聞掲載「キーワード」

核の傘
核保有国が同盟国に核兵器の抑止力を提供し、安全を保障すること。米国北大西洋条約機構(NATO)加盟の欧州諸国や日本、韓国などに対し、同盟国に加えられた攻撃については、米国への攻撃と同様にみなして報復するとの保障を与えている。
(2013-07-30 朝日新聞 朝刊 1総合)

出典:朝日新聞掲載「キーワード」

デジタル大辞泉

かく‐の‐かさ【核の傘】
核保有国が、その核戦力を背景にして自国および友好国の安全維持をはかること。「核の傘に入る」

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
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世界大百科事典 第2版

かくのかさ【核の傘 nuclear umbrella】
現代の国家安全保障は,核兵器の脅威への対処を考える必要があるため,非核保有国は何らかの形で核保有国による核の保障を期待することが多い。自国に対する核脅威について核保有国の核戦力に依存することを〈核の傘に入る〉という。また,核保有国の立場から,同盟国に対して核兵器によって安全を保障することを〈拡大抑止extended deterrence〉という。アメリカは北大西洋条約機構(NATO)に参加している西欧諸国や日本などの同盟国に対して,核脅威に対して保障を与えている。

出典:株式会社平凡社
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大辞林 第三版

かくのかさ【核の傘】
核兵器保有国との同盟関係を、雨を防ぐ傘にたとえていった語。
[句項目] 核の傘に入る

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

精選版 日本国語大辞典

かく【核】 の 傘(かさ)
核兵器の保有国が、自国を中心に平和を維持しうると考える範囲で、保有しない同盟国の安全を守る態勢。

出典:精選版 日本国語大辞典
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