Rakuten infoseek

辞書

校正【こうせい】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

校正
こうせい
calibration
キャリブレーション。検定また補正ともいう。測定器の目盛りを,正しい基準と比較して補正を知ること。測定器の指示値を I,基準値を Sとすると,ISEを測定器の器差,-Eを補正値,S/ICの値を補正係数という。各目盛りごとに補正値または補正係数を出し,これを表にしたものを正表,グラフにしたものを校正曲線といい,各測定器の校正のたびに測定器に付属させておいて,それにより指示値から正しい値を求める。なおこれは以前は「較正」と書かれたが,当用漢字の音訓制定以来「校正」になった。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

校正
こうせい
proofreading
印刷工程途中で,校正刷り原稿照合し,文字の誤り,不備,不正確,不統一,不手ぎわ,レイアウトの違いなどを正す仕事。回数によって,初校再校三校などと呼び,校正が終ることを校了,訂正個所が少くて印刷所に責任をもたせて校了とすることを責任校了 (責了) という。校正のミスは根絶しにくく,校正ミスに関しての挿話は数多く残されている。有名な校正ミスとして,モーセ十戒のうち「淫するなかれ」の notを落した『姦淫聖書』がある。そのほかに,単色または多色の図版を訂正する図版校正がある。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

知恵蔵

校正
規定された条件下において、第1の段階で、測定標準(国際標準、国家標準標準物質、またはこれに準じる適切な標準)により提供される測定の不確かさを伴う量の値と、測定の不確かさを伴う当該の表示値との関係を確立し、第2の段階で、ある表示値から測定結果を得るための関係を確立するために、この情報を用いる操作
(今井秀孝 独立行政法人産業技術総合研究所研究顧問 / 2008年)

出典:(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」

デジタル大辞泉

こう‐せい〔カウ‐〕【校正】
[名](スル)
文字・文章を比べ合わせ、誤りを正すこと。校合(きょうごう)。
印刷物の仮刷りと原稿を照合し、誤植や体裁の誤りを正すこと。「ゲラ刷りを校正する」
測定器が示す値との値の関係を求め、目盛の補正などを行うこと。国家標準で定められた標準器や、あらかじめ物理的量や化学的な純度などがわかっている標準試料を用いて校正する。較正。検定。キャリブレーション

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版

こうせい【校正】
字義としては,比べあわせて訂正すること。したがって古典について〈契沖校正本〉〈村田春海校正本〉などの用例は,校合校訂同意である。しかし現今,普通に校正といえば,主として活版印刷や写真植字の工程において,植字されたものを適正にするために,その仮刷りと原稿とを照合し,伏字,誤植,脱落,組誤り,さらに体裁上の不備,また明らかな原稿の誤りなどを直し改めることをはじめ,活字組版以外,各版式による図版類についても,その試焼きまたは仮刷りを検討して正すことをいう。

出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.

大辞林 第三版

こうせい【校正】
スル
くらべ合わせて、文字の誤りを正すこと。きょうせい。
校正刷りと原稿とを照合するなどして文字や内容の誤りを正し、体裁を整えること。版下や原画との照合についてもいう。
較正とも書く 計測機器に表示される値と、それに対応する既知の値(国際標準など)との関係を、特定の条件下で確認する一連の操作。

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

図書館情報学用語辞典

校正
印刷物と原稿を比較して,文字の誤りや組み方の不備,色具合などを点検し,著作者の意図した通りにできているかどうかをチェックする作業.印刷とはオリジナルに何らかの機械的あるいは化学的手段を介在させて複製を作ることなので,中間手段のでき具合によって,複製に良し悪しが生まれる.活字が介在手段であれば,原稿通りに活字を拾っているかとか,絵画の複製であれば,オリジナルの色調がうまく再現されているかとかが問題となる.

出典:図書館情報学用語辞典 第4版
©All Rights Reserved, Copyright Nihon Toshokan Joho Gakkai, 2013 編者:日本図書館情報学会用語辞典編集委員会 編
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

精選版 日本国語大辞典

こう‐せい カウ‥【校正】
〘名〙
① 文字、文章をくらべあわせ、誤りを正すこと。きょうせい。校合(きょうごう)
※続日本紀‐天平宝字七年(763)五月戊申「于時有勅、校正一切経論
印刷物を印刷する前の過程で校正刷りを原稿に照らし合わせて、誤りを正すこと。また、「校正刷(こうせいずり)」の略。
※福翁百話(1897)〈福沢諭吉〉序言「原稿の校正にも多少の時を費すことなれば」

出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

校正」の用語解説はコトバンクが提供しています。

校正の関連情報

他サービスで検索

(C)The Asahi Shimbun Company /VOYAGE MARKETING, Inc. All rights reserved.
No reproduction or republication without written permission.