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松下大三郎【まつしただいざぶろう】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

松下大三郎
まつしただいざぶろう
[生]1878.9.24. 静岡
[没]1935.5.2. 東京
国語学者。 1898年國學院卒業。 1926年國學院大學教授,1932年文学博士。原辞,詞,断句という3段階の基本的言語単位をもとに,「松下文法」の名で知られる独特の文法論を構築した。当初はその考え方があまりにも特異なものであったため,一般に受け入れられなかったが,その後多くの点で優れた見解を含むことが認められるようになった。口語文典先駆者としても知られる。主著『日本俗語文典』 (1901) ,『標準日本文法』 (1924,改訂版『改撰標準日本文法』,1928) ,『標準漢文法』 (1927) ,『標準日本口語法』 (1930) 。ほかに編著国歌大観』などがある。

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デジタル大辞泉

まつした‐だいざぶろう〔‐ダイザブラウ〕【松下大三郎】
[1878~1935]国語学者。静岡の生まれ。国学院大教授。語辞の分類法など、文法研究に独自の理論体系を確立した。編著「改撰標準日本文法」「標準日本口語法」「国歌大観」など。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus

松下大三郎 まつした-だいざぶろう
1878-1935 明治-昭和時代前期の国語学者。
明治11年10月24日生まれ。34年日本最初の口語文法書「日本俗語文典」を刊行。大正2年日華学院を創設して中国人留学生の教育につくす。のち国学院大教授。渡辺文雄との共編「国歌大観」がある。昭和10年5月2日死去。58歳。静岡県出身。国学院卒。号は曲水。著作はほかに「標準日本文法」など。

出典:講談社
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世界大百科事典 第2版

まつしただいざぶろう【松下大三郎】
1878‐1935(明治11‐昭和10)
国語学者。静岡県出身。国学院卒業後,中国留学生教育に尽力,1926年国学院大学教授となるが,31年以降は病床にあった。独自の文法研究で知られ,《日本俗語文典》(1901)は初めて体系的に口語文法を説いた書として評価される。主著に《標準日本文法》《標準日本口語法》《標準漢文法》などがあり,その編著《国歌大観》(正・続)は国文学研究に大きく寄与した。【山田 武】

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大辞林 第三版

まつしただいざぶろう【松下大三郎】
1878~1935) 国語学者。静岡県生まれ。国学院大教授。文法研究に独特の理論大系を確立。編著「改撰標準日本文法」「標準日本口語法」「国歌大観」など。

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日本大百科全書(ニッポニカ)

松下大三郎
まつしただいさぶろう
(1878―1935)
国語学者。静岡県生まれ。国学院大学卒業。中国人留学生教育に長く従事したのち、国学院大学教授。主著は『改撰(かいせん)標準日本文法』(1930)。ほかに、日本人によるもっとも早い口語文典である『日本俗語文典』(1901)や『標準日本文法』(1924)、『標準漢文法』(1926)、『標準日本口語法』(1930)などがある。松下の文法論は普遍的な一般理論文法学を目ざし、独自の論理的な体系性をもつ。言語構造を、なんらかの断定を表す断句、その成分たる詞、詞の材料となる原辞の3段階でとらえる。種々の動助辞(助動詞)の分析、格関係や受動・使役の論、題目語の論など、注目すべき論説が示され、近年、その先駆的な価値が高く評価されている。また、渡辺文雄との共編『国歌大観』(1901)、松下編『続国歌大観』(1911)は、各句ごとの索引付きの和歌集成で、広く利用されている。[清水康行]
『『改撰標準日本文法』(1974復刊/訂正2版・1978・勉誠社)』

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精選版 日本国語大辞典

まつした‐だいざぶろう【松下大三郎】
国語学者。静岡県出身。国学院卒。長く中国留学生教育に従事、大正一二年(一九二三)国学院大学教授。文法研究において、語辞の分類法などの独創的な見解で知られる。国文学界に大きな寄与をした編著「国歌大観」(渡辺文雄と共編)、「続国歌大観」のほか、「日本俗語文典」「標準日本文法」「標準日本口語法」「標準漢文法」などの著がある。明治一一~昭和一〇年(一八七八‐一九三五

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