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本薬師寺跡【もとやくしじあと】

国指定史跡ガイド

もとやくしじあと【本薬師寺跡】

奈良県橿原市城殿町にある寺院跡。現在、西の京にある薬師寺前身にあたり、寺跡の背景には畝傍(うねび)山が望める。天武天皇が皇后(後の持統天皇)の病気回復を祈願して680年(天武天皇9)に建立に着手したが、完成前に崩御したため、持統天皇がその遺志を継いで完成させた。当時は金堂や東西に2つの塔があった。平城遷都にともない本薬師寺と呼ばれるようになった。遷都によって寺は伽藍(がらん)ともども西の京へ移築されたといわれていたが、現在では別々に造られたという説が有力である。1921年(大正10)に国の史跡に、1952年(昭和27)には特別史跡に指定された。現在、寺には小堂が建っているだけだが、前庭にあたる跡地には金堂礎石東西両塔の土壇、塔の心礎などが残されている。藤原宮が完成した同じ時代に建設されたため、藤原薬師寺とも呼ばれている。近畿日本鉄道橿原線畝傍御陵前駅から徒歩約9分。

出典:講談社
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