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【ビ】

デジタル大辞泉

び【未】[漢字項目]

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
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ひつじ【未】
十二支の8番目。
方角の名。南から西へ30度の方角。南南西。
時刻の名。今の午後2時ごろ、およびその後の2時間。または午後2時前後の2時間。
1にあたる年や日。
陰暦6月の異称

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み【未】[漢字項目]
[音](呉) ビ(漢) [訓]いまだ いまだし まだ ひつじ
学習漢字]4年
〈ミ〉まだ…しない。「未婚未遂未然未定未満未明未来未曽有(みぞう)未亡人前代未聞
〈ビ〉十二支の8番目。ひつじ。「丁未(ていび)」

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占い用語集

十二支の一つ。陰の土で、季節は土用、月は7月、時間は13~15時、方位南南西を表す。

出典:占い学校 アカデメイア・カレッジ
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大辞林 第三版

ひつじ【未】
十二支の第八番目。年・月・時刻・方位などにあてる。
時刻の名。今の午後2時頃。また、午後1時から3時の間。一説に午後2時から4時の間。
方角の名。南から西へ30度の方角。

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み【未】
接頭語的に用いて、まだ…していない、まだ…でない意を添える。 「 -成年」 「 -開発」 「 -完成」 「 -処理」 「 -解決」 「 -確認」

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日本大百科全書(ニッポニカ)


ひつじ
十二支の第8番目。「み」ともいい、十二支獣としてヒツジがあてられる。陰暦6月の異称として用いられるほか、時刻として、今日の午後2時を中心とした前後2時間を「未の刻」「羊の時」という。方角としては南から西へ30度寄った方向で、南南西にあたる。古本屋仲間などで八の数の符丁として用いられたり、「未の食い破り」といい、羊の日には相場に大きな変動があるとされる。また「未申(ひつじさる)(西南)へ曲がる」といい、斜めに曲がることをいう特殊な用例もみられる。[宇田敏彦]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

いま‐だ【未】
〘副〙 (名詞「今」に、助詞「だに」の語根と同じ「だ」が付いたもの)
① (あとに否定の語を伴って、現在でもなお事柄が実現していない意を表わす) まだ。
※古事記(712)上・歌謡「婚(よば)ひに 在通(ありかよ)はせ 太刀が緒も 伊麻陀(イマダ)解かずて 襲(おすひ)をも 伊麻陀(イマダ)解かねば」
※尋常小学読本(1887)〈文部省〉四「此蛙は、都にてのきけものなれど、未だ大坂を見たることなければ」
② (否定の語を伴わないで、「事柄や状態が今になっても変わらずそのままでいる」の意を表わす) 今でも。まだ。
※万葉(8C後)二〇・四四九二「月よめば伊麻太(イマダ)冬なりしかすがに霞たなびく春たちぬとか」
[語誌](1)ある事態が実現していないという否定的ニュアンスでの現在の動作継続・状態の記述を表わす。外見上は肯定文で「ある時点まで…である(=その逆の事態の未実現)」という場合(②)と、否定文の「ある時点まで…でない」(①)という場合の二つのケースがあるが、後者は漢文の「未」の字に極めて近いために、その訓読にも用いられるようになった。
(2)肯定の場合の「いまだ」は現在における継続性を表わすために、副次的に過去からの継続性をむしろ強調するようなニュアンスのある場合もある。
(3)平安時代には「いまだ」から変化した「まだ」という語が発生し、「いまだ」と同義で和文専用語として用いられるようになった。それに対して「いまだ」は漢文訓読にもっぱら用いられたため、否定との呼応が強く意識されるようになった。

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いまだ‐し【未】
〘形シク〙 (副詞「いまだ」を形容詞化したもの) まだその時でない。時期尚早である。まだ早い。未熟である。まだし。現在では「いまだしの感がある」のように、終止形を体言的に用いることがある。
※天理本金剛般若経集験記平安初期点(850頃)「尚未(イマタシク)あるべらなり」
※ブラリひょうたん(1950)〈高田保〉拍手「だから拍手をさせるのは未だしの芸で」

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ひつじ【未】
〘名〙
① 十二支の一つで、その第八番目。
拾遺(1005‐07頃か)物名・四三〇「むま、ひつじ、さる、とり、いぬ、ゐ。むまれよりひつじつくれば山にさるひとりいぬるに人ゐていませ〈よみ人しらず〉」
② ①を年月日、方角、時刻に配して、その呼び名とするもの。
(イ) ①にあたる年や日。
※歌舞伎・船打込橋間白浪(鋳掛松)(1866)序幕「『わたくしは未でござります』『ええ年を聞くのではない』」
(ロ) 南から西へ三〇度寄った方角。南南西。〔色葉字類抄(1177‐81)〕
(ハ) 現在の午後二時頃。また、その前後二時間。一説に、その後二時間。未の刻。未の時
※蜻蛉(974頃)中「ひつじの終はりばかりに、はてぬればかへる」
(ニ) 陰暦六月の異称。

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まだ【未】
[1] 〘副〙 (「いまだ(未)」の変化した語)
① 否定語を伴って、一つの事態がその時点までになお実現していないさまを表わす。今まで(…したことがない)。その時はなお(…していない)。
※伊勢物語(10C前)三「二条の后のまだ帝にも仕うまつり給はで、ただ人にておはしましける時のこと也」
※新古今(1205)春上・八六「吉野山こぞのしをりの道かへてまだみぬかたの花を尋ねん〈西行〉」
② 肯定表現に用いて、一つの状態がその時点において、なお継続するさまを表わす。いまなお(…している)。
※土左(935頃)承平五年一月一一日「ひとみなまだ寝たれば、海のありやうもみえず」
③ 特に、時とともに経過・発展・成長することを予想される事柄について、一つの状態がなお持続しているさま、なお十分に経過・成長していないさまを表わす。いまなお。
※落窪(10C後)一「御車は、まだくらきに来、とてかへしつ」
④ 事態がさらに悪くなる状態を想定して、もっと悪い状態と比べて、なおとるに足ると判断されるさまを表わす。不十分ながらともかく。
※浮世草子・傾城色三味線(1701)江戸「まだ粋な女郎にあふたらば、〈略〉自然と粋に成事もあるべし」
⑤ 一つの事物・事態の状態が、他の事物・事態の状態よりも、さらに一段と程度の進んださまを表わす。さらに。もっと。
※滑稽本・浮世風呂(1809‐13)前「『遠いお寺だネ』〈略〉『目黒の蛸薬師から、まだ十五六丁あると聞ました』」
[2] 〘形動〙
① 十分な訓練・経験が足りないため、いまなお未熟であるさま。また、人情の機微などについて、理解のないさま。ものわかりの悪いさま。
※随筆・独寝(1724頃)上「手を書にも手本によくにせんにせんと思ふうちこそ、まだなる事也」
② もっとひどいことに比べれば、なおましだと判断されるさま。まだしも。
※浮雲(1887‐89)〈二葉亭四迷〉三「磊落に母親に物をいったりするはまだな事、昇と眼を見合はして狼狽(うろたへ)て横へ外らしたことさへ度々有ッた」

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まだ‐し【未】
〘形シク〙 (副詞「まだ」の形容詞化)
① まだその時期に至らない。時期尚早である。ものの中途である。また、未熟である。いまだし。→まだしみ
※古今(905‐914)夏・一三八「五月来ばなきもふりなん郭公まだしき程の声を聞かばや〈伊勢〉」
※浮世草子・新吉原常々草(1689)「此里まだしき人のかしこ㒵するを」
② (用意などが)まだ整わない。不十分である。足りない。
※宇津保(970‐999頃)嵯峨院「ことどもは皆具しにたんめるを、ただ被物〈略〉どものことなんまだしき」
まだし‐さ
〘名〙
まだし‐み
〘名〙

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まんだ【未】
〘副〙 副詞「まだ(未)」の変化した語。
※俳諧・後撰犬筑波集(1674)八「山里は冬はつかしてややさひし 岑のあさ霜野はまんた露〈貞信〉」

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