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木綿【キワタ】

デジタル大辞泉

き‐わた【木綿】
パンヤ別名
もめんわた。(まゆ)から作る真綿(まわた)に対していう。綿花(めんか)。

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
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も‐めん【木綿】
ワタ種子に付着している繊維採取・加工したもの。弾力性・保温性・吸湿性に富み、衣料などに広く用いられる。コットン。めん。
木綿糸」の
木綿織り」の略。

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ゆう〔ゆふ〕【木綿】
コウゾの皮の繊維を蒸して水にさらし、細かく裂いて糸としたもの。主に幣(ぬさ)として神事の際にサカキの枝にかける。

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世界大百科事典 第2版

もめん【木綿 cotton】
木綿は綿(わた),綿花とも呼ばれ,ワタになる種子についた繊維。綿織物を指すこともある。全紡織繊維中最大量の5割弱が消費される。ワタの花が落ちると子房がふくらみ始め,6~7週間でその皮が破れると,コットンボールと呼ばれる白い柔らかい種子毛繊維があふれてくる。コットンボールはそれぞれ数粒の種子の入った3~5室に分かれており,綿繊維は種子にくっついている。繰綿機(くりわたき)にかけて繊維を種子と分離する。

出典:株式会社平凡社
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動植物名よみかた辞典 普及版

木綿 (キワタ・モメン)
植物。アオイ科の一年草,園芸植物,薬用植物。ワタの別称

出典:日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」
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木綿 (パンヤ)
植物。パンヤ科の落葉高木。パンヤノキの別称

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精選版 日本国語大辞典

き‐わた【木綿】
〘名〙
① パンヤ科の落葉高木。インドから台湾にかけての熱帯地方の原産。種毛繊維をとるため熱帯地方でまれに栽植されるほか、温帯でも観賞用に温室内で栽培される。高さ約三〇メートルに達する。葉は長柄を持ち、掌状複葉で三~七個の小葉からなる。各小葉は短柄があり、長楕円形で長さ約一五センチメートル。春、枝先に長さ約一〇センチメートルの橙赤色、濃紅色または白色の五弁花を多数集めてつける。果実は長楕円形で長さ約一五センチメートル。種子には綿毛がありカポックと同様に利用される。材は白色で軽く、丸木舟や茶箱などに利用され、根は強壮薬に用いられる。パンヤノキと呼ぶこともあり、また同じ科に属するカポックをさすこともある。はんしじゅ。わたのき。きわたのき。きのわた。インドわたのき。
※多聞院日記‐天正一七年(1589)正月七日「眉間寺の瘡薬名方〈略〉きわた〈きさみ・二分、あふる〉」
② 植物「わた(綿)」の古名。〔和漢三才図会(1712)〕
③ (繭から製する真綿に対して植物の綿の意で) もめんわた。綿花。
※天正本節用集(1590)「木綿 キワタ」
※浮世草子・好色五人女(1686)三「身を木綿(キワタ)なるひとへ物にやつし」
④ 植物「どろのき(泥木)」の異名。〔日本植物名彙(1884)〕

出典:精選版 日本国語大辞典
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も‐めん【木綿・
〘名〙
① ワタの種子のまわりに生じる白くて柔らかな綿繊維。弾力性・吸湿性・保温性に富み衣料などに広く用いられる。わた。きわた。木綿わた。棉花。
※今堀日吉神社文書‐(永祿三年)(1560)一一月九日・保内商人中申上事書「於伊勢道、木綿・真綿保内へ取候条々」
※慶長見聞集(1614)三「諸人のはかまもめん也。今の時代はあさなり」

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もん‐めん【木綿】
※大乗院寺社雑事記‐応仁二年(1468)一〇月一九日「布座申分は、もんめん者衣服類也。布と同篇也」

出典:精選版 日本国語大辞典
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ゆう ゆふ【木綿】
〘名〙 楮(こうぞ)の樹皮をはぎ、その繊維を蒸して水にさらし、細かにさいて糸としたもの。幣(ぬさ)として神事や祭のときに榊(さかき)にかけて垂らす。真木綿(まゆう)
※万葉(8C後)三・四四三「斎瓮(いはひへ)を 前にすゑ置きて 片手には 木綿(ゆふ)取り持ち 片手には 和栲(にきたえ)奉り」

出典:精選版 日本国語大辞典
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化学辞典 第2版

木綿
モメン
cotton

Gossypiumなどに属する植物の種子毛繊維である.これは長い綿毛(lint)と短い地毛(fuzz)の2種類よりなる.前者は紡績して綿糸をつくり,おもに衣料に用いる.後者は主としてセルロースエーテル用,キュプラ(銅アンモニア法レーヨン)用のコットンリンター([別用語参照]リンター)として,工業上重要なセルロース原料となっている.綿繊維の第一次細胞膜は7~8 nm の明確なミクロフィブリルからなる環状構造を示し,セルロースを主体成分とするが,ペクチン質,ろう質も存在する.第二次細胞膜も同様に7~8 nm のミクロフィブリルからなり,これは繊維軸に対し,約30°の傾斜角をもつらせん構造を示す.これらの構造が綿繊維にみられる自然より(コンボリューション,約100回/cm)の原因とみられている.第二次細胞膜はさらに多数の同心円状に重なった0.12~0.35 μm 程度の薄膜(ラメラ)からなっている.未漂白の綿繊維は90% 以上のセルロースを含み,エーテル,アルコールで抽出後1% 水酸化ナトリウムで10時間煮沸し,精製すると99.98% 以上のセルロースからなる標準セルロースが得られる.重合度,結晶化度ともに再生セルロースレーヨンに比べてきわめて大きい.

出典:森北出版「化学辞典(第2版)」
東京工業大学名誉教授理博 吉村 壽次(編集代表)
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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

木綿
もめん
綿織物」のページをご覧ください

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