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木琴【もっきん】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

木琴
もっきん
xylophone
打楽器の一つ。大きさの異なる木製の並んだ音板を, (ばち) で打奏する。シロフォン,ザイロフォンともいう。音域は普通ハから上に4オクターブくらい。起源東南アジアといわれ,ヨーロッパでは 16世紀以来知られていた。サン=サーンスの交響詩『死の舞踏』 (1874) で初めてオーケストラに取入れられ,以後オーケストラで使われるほか,ポピュラー音楽にも多用されている。

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デジタル大辞泉

もっ‐きん〔モク‐〕【木琴】
打楽器の一。堅い木片を音階順に並べ、先に球のついた棒で打って音を出す。シロホン

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世界大百科事典 第2版

もっきん【木琴】
旋律打楽器の一種。調律された木片を並べて打奏する。歴史は古く,16世紀には東ヨーロッパを旅する放浪楽師がよく使用した。その頃のものはの上にのせたり,で首からつり下げたり,わらを束ねた上にのせて奏するもの(ドイツ語で〈シュトローフィーデルStrohfiedel〉と呼ばれた)などがあった。1830年代の半ばにユダヤ系ポーランド人グジコフMichał Józef Guzikow(1806‐37)がシュトローフィーデルでパガニーニらの作品をヨーロッパ主要都市で弾き注目された。

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大辞林 第三版

もっきん【木琴】

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日本大百科全書(ニッポニカ)

木琴
もっきん
調律された木片を複数個並べ、一組として使う打奏楽器の総称。木片(音板)には硬質で乾燥した木が用いられ、木片の長さ、幅、厚みを変えることで音高を調節する。長く、幅広く、薄く削るほど音高は低くなる。音色は木片や桴(ばち)の材質によって変わり、桴の頭部には木やゴムなどの軟質材を用いる。もっとも簡単なつくりの木琴は、奏者のふとももの上に数本の木片を並べて打奏するものや、地面に掘った穴の上に丸太を並べて打奏するもので、アフリカに多くみられる。しかし、一般には木片は固定される場合が多い。東南アジアやアフリカに広くみられるのは、複数の木片を互いに紐(ひも)で結び合わせて外側の枠に固定する方法で、この方法によると木片の振動が妨げられにくく、よい音質が得られる。また枠の上に木片を直接置いて固定する方法もある。この場合は、木片と枠との接触部分にくふうがなされる。16世紀のヨーロッパの木琴は、藁(わら)を束ねた紐の上に木片を並べたのでシュトローフィーデルStrohfiedel(ドイツ語) とよばれた。現在の西洋音楽のザイロフォーン(シロホン)xylophoneも、半音階に三オクターブ半から四オクターブ並べた木片の下にフェルト製などのクッションを敷いている。
 また、並んだ木片の下部には共鳴室がある場合が多い。アフリカのマリンバmarimba類や、西洋のザイロフォーンでは、各木片の下部に共鳴筒が取り付けてある。東南アジアや東アジアの木琴、19世紀に中国から伝来し歌舞伎(かぶき)の下座(げざ)音楽に使われる木琴などでは、舟型に組まれた箱が木片を支える枠と共鳴室の役割を果たしている。[藤田隆則]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

もっ‐きん モク‥【木琴】
〘名〙 打楽器の一種。長方形の木片を音高順に木の台の上に並べたもの。先に丸い球のついた棒で打って鳴らす。近世末、明清楽に伴って輸入された。また、後に西洋から改良型が輸入され現在使われている。シロホン。
※滑稽本・戯場粋言幕の外(1806)下「此間木琴(モクキン)以来の新唄を拵たから聞なせへと」

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