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期日【きじつ】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

期日
きじつ
Termin
訴訟法上,裁判所,当事者その他の訴訟関係人が法廷または一定の場所に合して訴訟行為をするために,あらかじめ指定された時間をいう。
(1) 民事訴訟法上,訴訟行為の事項によって,口頭弁論期日,準備手続期日,証拠調べ期日,和解期日,判決言い渡し期日などに分けられる。期日は,裁判長または受命裁判官が申し立てまたは職権で,場所,年月日,開始時を示して指定する。期日の変更の要件は厳重に定められている。期日の呼び出しは呼出状を送達してされるのが原則である。

(2) 刑事訴訟法上も同義。たとえば公判期日,勾留理由の開示期日,証人尋問期日など。期日は指定された日時到来によって開始され,その期日においてなすべき訴訟行為をやめた時点で終了する。期日に出頭すべき義務のある者に対しては,召喚状送達またはそれに代わる方法で期日を通知し,期日に立ち会う権利を有する者に対して通知の方法で告知しなければならない。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉

き‐じつ【期日】
あることを行うと、前もって特定されている日。「会議の期日を決める」「公判期日
その日までと前もって定められている日。期限の切れる日。日限。「期日までには必ず返す」

出典:小学館
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編集協力:田中牧郎、曽根脩
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ご‐じつ【期日】
予定している日。期限となっている日。約束の日。きじつ。
「―わづかに過ぎければ、法を犯す咎(とが)ありとて」〈太平記・三九〉

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き‐にち【期日】

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世界大百科事典 第2版

きじつ【期日】
日常語としては,前もって特に定めた日をさすが,訴訟法では,特別の意味をもつ。裁判所,当事者その他の関係人が,一定の場所(原則として裁判所の建物内)に会合して,訴訟行為を行う日時をいう。期日(とりわけ口頭弁論期日,公判期日)は,裁判所の面前において訴訟行為をし合い対論を行う機会を当事者に与える場を設定するものであって,当事者の主体的参加を通じて判決の内容を決定しようとする裁判理念がその背後にある。(1)民事訴訟法では,重要な訴訟行為は期日において行う。

出典:株式会社平凡社
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日本大百科全書(ニッポニカ)

期日
きじつ

一般には一定の日時をさす(たとえば民法398条の6第1項、手形法34条第2項)が、訴訟法上は裁判所、当事者その他の関係人が一定の場所に会合して訴訟行為をしあうための時間を意味する。民事訴訟における期日としては、口頭弁論期日、弁論準備手続期日、証拠調べ期日、判決言渡し期日、和解期日などが、刑事訴訟では公判期日などがある。

[本間義信]

民事訴訟における期日

民事訴訟における期日は、申立てまたは職権により裁判長またはその事件を担当する単独裁判官があらかじめ指定するが(民事訴訟法93条)、その際、場所、年月日、開始時を明示しなければならない。期日の呼出しは、裁判所書記官が呼出状を作成して当事者その他の関係人に送達し、当該事件について裁判所へ出頭している者に対しては告知またはその他相当と認める方法によって行う(同法94条)。期日は事件の呼上げにより開始される。なお、一度指定された期日は、顕著な事由がある場合に限り(最初の期日は当事者の合意がある場合にも)変更が許される(同法93条3項)。期日を開いても予定の事項をすることができずに期日を閉じた場合には期日の延期、その日に予定した事項が完了しなかった場合には期日の続行が行われる。

[本間義信]

刑事訴訟における期日

刑事訴訟では、公判期日の指定、変更、召喚状の送達などにつき、被告人などの訴訟準備を保障するため、とくに規定が置かれている(刑事訴訟法273条以下、刑事訴訟規則178条の4など)。

[本間義信]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

き‐じつ【期日】
〘名〙
① ある行為をその時にするよう前もって定められた特定の日時。
※建内記‐永享一三年(1441)二月一六日「今度勘文遅成上、既及期日
※花間鶯(1887‐88)〈末広鉄腸〉上「何卒(どうぞ)早く其の期日(キジツ)となりて」 〔礼記‐曾子問〕
② その日時までには、ある行為を完了しているようあらかじめ定められた日時。期限の日。日限。
※勘仲記‐弘安元年(1278)一一月六日「祿料織物褂一重、期日以前、無懈怠調進由」
※和解(1917)〈志賀直哉〉九「若し期日の約束なしの仕事としてかかってゐたら」

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き‐にち【期日】
※花間鶯(1887‐88)〈末広鉄腸〉下「兼て期日(キニチ)を定め〈略〉本邸に赴きたるなり」

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ご‐じつ【期日】
〘名〙 (「ご」は「期」の慣用音) 予定していた日。約束の日。きじつ。
※発心集(1216頃か)八「つひに期(ゴ)日になりて弟子どもいみじく囲繞して念仏して火屋に火をさす」

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