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曾根崎心中【そねざきしんじゅう】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

曾根崎心中
そねざきしんじゅう
浄瑠璃。世話物。3巻,1段。近松門左衛門作。元禄 16 (1703) 年大坂竹本座初演。同年に起ったお初徳兵衛の心中事件を脚色。大坂内本町醤油屋平野屋の手代徳兵衛は,堂島新地の遊女お初と深く契り,主人のとの縁談を拒絶したため,主人の怒りを買い,さらに主人に返却すべき金を友人九平次にだまし取られて,ついに曾根崎天神の森でお初と心中する。近松の最初の世話浄瑠璃で,若い庶民の男女が,恋と金と義理との葛藤の末に心中する近松悲劇の典型。竹本座の年来の負債を一気に返すほどの大当りをとったという。歌舞伎でも上演

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世界大百科事典 第2版

そねざきしんじゅう【曾根崎心中】
人形浄瑠璃。近松門左衛門作。世話物。1703年(元禄16)5月《日本王代記》の切浄瑠璃として大坂竹本座で初演。1巻。太夫竹本筑後掾,同喜内,同頼母,三味線竹沢権右衛門,人形辰松八郎兵衛(お初),吉田三郎兵衛(徳兵衛)。前月に起こったお初・徳兵衛の心中事件を脚色したもので,先行する歌舞伎の世話狂言様式を介して作られた最初の世話浄瑠璃。観音巡りと心中道行という2種類の道行に挟まれてドラマが展開する劇構造と,遊女を人間として愛する主人公の創造という,二つの特色を持つ。

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精選版 日本国語大辞典

そねざきしんじゅう ‥シンヂュウ【曾根崎心中】
浄瑠璃。世話物。一段(三場)。近松門左衛門作。元祿一六年(一七〇三)五月大坂竹本座初演。同年四月、曾根崎天神の森で起こった心中事件を脚色したもの。北の新地天満屋(てんまや)の遊女お初となじんだ醤油屋平野屋の手代徳兵衛は、主人の姪(めい)との縁談を断わるのに必要な金を油屋九平次にだましとられ、男の面目が立たず、お初と心中する。近松世話物の第一作として近世戯曲史上画期的な意義があり、心中物流行の先がけとなった。文学作品としても高く評価されている。お初徳兵衛。

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歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典

曾根崎心中
そねざきしんじゅう
歌舞伎・浄瑠璃の外題
作者
近松門左衛門(1代)
初演
元禄16.4(大坂・竹島幸左衛門座)

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曾根崎心中
(通称)
そねざきしんじゅう
歌舞伎・浄瑠璃の外題。
元の外題
とく様参お初天神 など
初演
寛政9.8(江戸・河原崎座)

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