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更紙【ざらがみ】

世界大百科事典 第2版

ざらがみ【更紙 groundwood paper】
下級印刷用紙の俗称で,印刷用紙Dに分類される。機械パルプを主原料とし,多少の化学パルプを加えて作る。広告ちらしなどの一時的印刷物に用いる。古紙を主体にした印刷泉貨紙との区別もはっきりしない。上(じよう)更紙は印刷用紙Cに相当するもので,化学パルプの混入率が高くなり,おもに雑誌の本文,事務用紙,学習用紙に使用されるが,古紙利用が進むにつれ原料組成だけでの紙の等級分けは困難になった。【臼田 誠人】

出典:株式会社平凡社
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日本大百科全書(ニッポニカ)

更紙
ざらがみ
機械パルプを主原料とし、これにつなぎとして少量の化学パルプを配合して抄造して得た紙。主として下級印刷紙として使用する。JIS(ジス)(日本工業規格)の印刷用紙Dでは、化学パルプの配合率40%未満で残余が砕木パルプ(機械パルプ)と規定し、また紙は均質かつ不透明で両面印刷に耐え、白または白に近く、坪(つぼ)量は50~150g/m2の範囲にある薄手から、かなり厚手の紙までが規定されている。坪量52g/m2のものに限れば新聞巻取紙を裁断したものに性質は近い。広告ちらしなど一時的印刷物に多く使用される。[御田昭雄]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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