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【シン】

デジタル大辞泉

しん【晋】
中国の国名
春秋時代列国の一。春秋時代初期、都を絳(こう)に置き、山西の大半と河南の北部を領有。文公の時、中原の覇者となったが、領土をの三氏に分割されて衰え、前376年に滅亡した。
三国の権臣司馬炎が、265年に禅譲を受けて建てた王朝。都は洛陽。280年にを平定して天下を統一。八王の乱を機に五胡が起こり、316年に匈奴劉曜によって滅ぼされた(西晋)。翌317年、王族の司馬睿(しばえい)が江南に拠り、建康南京)に都して再興したが、王威ふるわず混乱。419年、将軍劉裕(りゅうゆう)によって滅ぼされた(東晋)。
五代の一。後晋(こうしん)のこと。

出典:小学館
監修:松村明
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しん【晋〔晉〕】[漢字項目]
人名用漢字] [音]シン(呉)(漢) []すすむ
中国の春秋時代の国名。また、三国時代と南北朝時代の間の王朝名。「三晋西晋東晋
[名のり]あき・くに・ゆき

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すすむ‐しん【×晋】
古代中国の国名「」を「(はたしん)」と区別するため、訓を上に付して呼んだ語。

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世界大百科事典 第2版

しん【晋 Jìn】
中国,春秋戦国時代の侯国。前11世紀末,周成王の弟叔虞が唐(山西省翼城県西)に封ぜられた国。前679年曲沃(山西省聞喜県)の分家の武公の国を奪い,以後周囲の小国や北の狄(てき)を討って疆域を拡大した。前7世紀後半の文公は,楚の北上をおさえて,覇者となる。以後華北の強大国として,楚と対立したが,春秋後半には,大夫の勢力が強大となり,晋侯の実権は失われ,前453年に韓・魏・趙3家に国土を三分され,前376年3家に滅ぼされた。

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しん【晋 Jìn】
中国,河内温(河南省温県)の司馬氏が建てた王朝。265‐420年。都が洛陽に置かれた時代を西晋,都が江南の建康(南京)にうつった317年以後を東晋とよぶ。
[西晋]
 後漢の清流士大夫の流れをくむ名族の司馬氏は,の重臣となった司馬懿(しばい)が249年(嘉平1)のクーデタによって反対党の曹爽(そうそう)一派を倒して以来,その子の司馬師・司馬昭の時代にいたってますます権勢をほしいままにした。魏の第4代皇帝高貴郷公が〈司馬昭の心は路人も知る所〉といったように,司馬氏の簒奪の意図はあらわとなり,ついに265年,司馬炎(武帝)が魏を奪って王朝を開いた。

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しん【晋 Jìn】
中国,五代第3番目の王朝。後晋ともいう。936‐946年。後唐明宗の女婿石敬瑭(高祖)が建てた。石氏は突厥沙陀系の出身。建国時に契丹の援助を得た代償に,契丹に臣礼をとり,歳貢をおくり,燕雲十六州を割譲した。このような事情から政権基盤は弱く,国内の有力節度使の反乱が相次いだ。第2代出帝期には武臣を中心に対契丹強硬論が強まり契丹に挑戦したが,逆に侵入を受けて都開封は陥落し,出帝は北方に連れ去られて滅びた。

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大辞林 第三版

しん【晋】
中国、周代の諸侯国の一(?~前376)。汾水ふんすい流域(山西省)を中心に紀元前七世紀頃から強盛になり、南方の楚と対立したが、春秋時代末期に国土は韓・魏・趙ちように三分され滅んだ。
三国の魏の権臣司馬炎が建てた王朝(265~419)。都は洛陽らくよう。280年呉を滅ぼし中国を統一したが、八王の乱により衰え、316年匈奴きようどの劉曜に滅ぼされた(西晋)。翌年、一族の司馬睿しばえいは建業に拠り晋を再興したが、419年将軍の劉裕に滅ぼされた(東晋)。
五代の一。

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すすむしん【晋】
〔「すすむ」は「晋」の訓〕
古代中国の「晋」を同音の「秦」と区別する呼び方。 → はたしん

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