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時節【ジセツ】

デジタル大辞泉

じ‐せつ【時節】
自然の移り変わりによって感じられる時分。季節。「散策に適した時節
その時の世の中の情勢。時勢。「時節をわきまえよ」
何かをするのによい時機。機会。「時節を待つ」「時節到来」

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
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大辞林 第三版

じせつ【時節】
季節。時候。特に、最適の季節。 「 -はずれ」 「 -の果物」
世の中の情勢。時世。 「せちがらい-になった」
よい時機。チャンス。 「 -を待つ」 「 -到来」
時間。時期。 「いくばくの-をへず故守殿こうのとの御他界の間/平家 11

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

精選版 日本国語大辞典

じ‐せつ【時節】
〘名〙
① 一年のうちで、移り変わってゆく天候や風景などによって感じられるその折の季節。時候。
※懐風藻(751)七夕〈吉智首〉「冉冉逝不留、時節忽驚秋」
※桐の花(1913)〈北原白秋〉昼の思「なつかしい紫のヂキタリスと苦い珈琲の時節」 〔裴説‐春早寄花下同人詩〕
② 時間。時期。
※平家(13C前)一一「義経身体髪膚を父母にうけて、いくばくの時節をへず故守殿御他界の間」
※天草本伊曾保(1593)雞と下女の事「ニワトリガ ナケレバ、jixetuo(ジセツヲ) ハカルコトガ カナワイデ」
③ ある状態になる時。物事を行なう時機。また、そうするのにふさわしい機会。折(おり)
※興福寺牒状‐建久九年(1198)一一月一日・興福寺牒状「不時節譏嫌由事」
※謡曲・羅生門(1516頃)「時節を待ちて、また取るべしと、呼ばはる声も、幽かに聞こゆる」
④ その時代その時代の世間の状態や世人の考え方。時世
※愚管抄(1220)五「かう程にみだれん世は何事もいはれたる事はあるまじき時節なるべし」
※談義本・根無草(1763‐69)前「かかる時節に忠義を尽さずんば、いつの世にかは御恩を報じ奉んや」 〔国語‐晉語八〕
⑤ 各務支考(かがみしこう)の連句付合論に説く七名八体の付方の内、八体の一つ。春夏秋冬の季節や節句、正月などの行事をもって前句に付けること。
※浄瑠璃・金時都いり(1664)四「まづ只今は此ほうよりつかひをもって申べき所に、さうそくじせつにあづかるだん」

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とき‐せち【時節】
※忠見集(960頃)「ときせちは須磨の関にもかはらねば都に秋の風や吹くらん

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