Rakuten infoseek

辞書

日本主義【にほんしゅぎ】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

日本主義
にほんしゅぎ
明治から第2次世界大戦敗戦までにおける欧化主義,民主主義,社会主義などに反対し,日本古来の伝統や,国粋を擁護しようとした思想や運動をいう。一定の思想体系をなしていたとはいえず,論者により内容が相違する。明治の支配層が押し進めた欧化主義への反発として,三宅雪嶺高山樗牛らによって唱えられ,政治的には欧米協調主義への反対,国権や対外的強硬策の強調となって現れた。大正や昭和になって日本の資本主義の高度化が,階級対立を激化させ,社会主義やマルクス主義が流入すると,これら諸思想の対抗イデオロギーとして機能し,天皇を中心とする皇道や国体思想を強調した。 (→神国思想 )

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉

にほん‐しゅぎ【日本主義】
明治中期、政府の欧化政策に対する反動として起こった国家主義思想。高山樗牛(たかやまちょぎゅう)井上哲次郎らが雑誌「日本主義」を刊行、日本古来の伝統的精神を重視しようとしたもの。

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版

にほんしゅぎ【日本主義】

出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.

大辞林 第三版

にほんしゅぎ【日本主義】
日本本来の精神を国家・社会の基調としようとする主張。極端な欧化主義の反動として、明治中期に高山樗牛ちよぎゆう・井上哲次郎らが主唱。

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

精選版 日本国語大辞典

にほん‐しゅぎ【日本主義】
〘名〙 日清戦争(一八九四‐九五)後、井上哲次郎・高山樗牛らが唱えた主義、運動。日本伝統思想と欧州近代哲学思想を折衷し、君民一体・忠君愛国・キリスト教排撃などを主旨とした。代表論文は明治三〇年(一八九七)六月に高山が「太陽」誌上に発表した「日本主義を賛す」。同年大日本協会の設立により機関紙「日本主義」も発刊された。

出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本主義」の用語解説はコトバンクが提供しています。

日本主義の関連情報

他サービスで検索

「日本主義」のスポンサー検索

(C)The Asahi Shimbun Company /VOYAGE GROUP, Inc. All rights reserved.
No reproduction or republication without written permission.