Rakuten infoseek

辞書

日仏協約【にちふつきょうやく】

大辞林 第三版

にちふつきょうやく【日仏協約】
1907年(明治40)6月、パリで調印された日本・フランス間の協約。アジアにおける日仏相互の勢力範囲の確認などを約した。

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版

にちふつきょうやく【日仏協約】
1907年6月10日,パリで駐仏日本大使栗野慎一郎フランス外務大臣S.ピションの間で調印された日本,フランス両国のアジアにおける相互利益と安全を保護するための条約。〈両締約国カ主権,保護権又ハ占有権ヲ有スル領域ニ近邇セル清帝国ノ諸地方ニ於テ秩序及平和事態ノ確保セラルルコトヲ特ニ顧念スルニ依リ両締結国ノ亜細亜大陸ニ於ケル相互ノ地位竝領土権ヲ保持セムカ為前記諸地方ニ於ケル平和及安寧ヲ確保スルノ目的ニ対シ互ニ相支持スルコト〉を約した。

出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.

日本大百科全書(ニッポニカ)

日仏協約
にちふつきょうやく
フランスからの対日提議を受けて1907年(明治40)6月10日パリで締結された協約。20世紀初頭から第一次世界大戦に至る間の列強の領土分割政策の一環。清(しん)国の独立・領土保全、日仏相互勢力範囲の確認などを約し、フランス領インドシナに関する宣言書も調印された。日本はフランス資本の対日投資を期待したが、フランスは対露戦勝国日本に接近して、日露両国の和解を策しつつ、同時にドイツの極東進出を阻止しようとした。本協約は、日英同盟(1902)、日露協約(1907)とともに、英仏露三国協商と独墺(おう)伊三国同盟の対立をアジアにまで拡大する結果となった。太平洋戦争勃発(ぼっぱつ)時まで存続した。[小林幸男]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

精選版 日本国語大辞典

にちふつ‐きょうやく ‥ケフヤク【日仏協約】
明治四〇年(一九〇七)、パリで締結された日本・フランス間の条約。主眼はフランスがインドシナの安全保障を得ることにあった。太平洋戦争勃発時まで存続。

出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日仏協約」の用語解説はコトバンクが提供しています。

日仏協約の関連情報

関連キーワード

[各個指定]工芸技術部門李完用複成片麻岩内褶曲青木繁カラジアーレ久原躬弦ゴーリキー(Maksim Gor'kiy)西園寺公望内閣柴田桂太新派劇

他サービスで検索

(C)The Asahi Shimbun Company /VOYAGE MARKETING, Inc. All rights reserved.
No reproduction or republication without written permission.