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旅券【りょけん】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

旅券
りょけん
passport
一国の官庁が,外国に旅行し,滞在しようとする自国民に対して交付する公文書パスポート。旅の交付を受けた国民の国籍身分などを証明し,旅行先または滞在先の官憲に対し,その旅券所持に対して便益と必要な保護を与えるよう依頼するものである。一般旅券公用旅券の別がある。日本の場合,国内においては都道府県知事を経由して外務大臣が,国外においては領事官申請に基づいて発行する。発行される一般旅券は 1995年から原則として有効期間が 10年,5年の数次往復用の2種がある。 (→査証 )  

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知恵蔵

旅券
外国旅行をする人の身分・国籍を証明し、便宜供与と保護を求めるのが旅券。その有効期限が1995年から、それまでの5年から10年に延された。「5年間」の旅券も残し、どちらかを選べる。ただし、20歳未満の人は「容ぼうの変化が著しい」という理由から、5年間のみ。また、親の旅券に併記しておけばよかった15歳未満の子供も自分の旅券が必要になった。査証は、渡航先の国が出す入国許可証。相互免除協定がある国を除き、ビザがないと入国できない。種類は、目的別に観光、商用、通過、留学などがあり、滞在許可期間が決まっている。
(平栗大地 朝日新聞記者 / 松村北斗 朝日新聞記者 / 2007年)

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旅券
パスポート」のページをご覧ください

出典:(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」

デジタル大辞泉

りょ‐けん【旅券】
外国に旅行したり滞在したりするときに、その本国が本人の国籍や身分を証明し、相手国に便宜や保護を依頼する文書。国内では外務大臣、国外では領事が発行する。パスポート。→ビザ

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世界大百科事典 第2版

りょけん【旅券 passport】
旅券とは,個人が外国を旅行する際に所持する公文書であって,所持人の国籍および身分を証明し,外国官憲または自国領事の保護と便宜の供与を受けるために不可欠のものである。旅券の種類として,(1)外交使節団の長,外交職員,全権代表,同代理およびそれらの配偶者や家族に発給される外交旅券,(2)その他の国家の用務のため外国に渡航する者,その配偶者や家族に発給される公用旅券,および,(3)一般私人が国外に旅行する際発給される一般旅券がある。

出典:株式会社平凡社
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大辞林 第三版

りょけん【旅券】
外国に旅行する者の国籍や身分を証明し、相手国に対して便宜や保護を依頼する文書。一般には、国内では知事を通じて外務大臣が、国外では領事官が発行する。パスポート。 → ビザ

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日本大百科全書(ニッポニカ)

旅券
りょけん
passport
所持人の身分を証明し、国外で外国官憲や自国領事の保護を受けるため、国際的に認められた、旅行のための公式の文書をいう。パスポートともよばれる。旅券には、その所持者の資格により、外交旅券、公用旅券、一般旅券の区別があるほか、その内容により、1回出国して帰国すれば失効するが帰国するまでは無期限に有効な通常旅券(シングル旅券)と、10年(もしくは5年。ただし20歳末満は5年のみ)間は何回出国・帰国しても有効な数次往復旅券(マルティプル旅券)の2種類がある。日本では2006年(平成18)3月から、旅券面の身分事項と所持人の顔写真を電磁的に記録したICチップを格納するIC旅券を発行している。外国には、指揮者のある団体旅行者に一括して与えられる団体旅券や、無国籍者や本国から旅券を取得できない外国人に対し居住国が発給する外国人旅券の制度をもつ国もある。日本も、1982年(昭和57)改定施行した「出入国管理及び難民認定法」により、認定された難民の海外渡航のため難民旅行証明書を発給できることにした。また、旅券を取得できぬ外国人には、出入国在留管理庁、日本赤十字社の発給する身分証明書を旅券の代用と認めている。日本では、1951年に施行された旅券法が詳細を定め、その後数度にわたり改正されている。
 平時の国境通過にあたり旅券の呈示を求める制度は、18世紀に採用されたが、ヨーロッパでは、1955年のヨーロッパ居住協定により簡易化が図られ、その後、1993年に誕生したEU加盟国では、アイルランドとイギリスを除く国の国民は国境での旅券呈示が廃止されて、自由に往来できるようになった。それらの国々とアイスランド、ノルウェー、スイス、リヒテンシュタインの出入国については、手続が簡素化されるシェンゲン協定で規定されている。なお、査証(ビザ)visa免除を認めている国以外への入国には、あらかじめ旅券に査証を必要とする。
 なお一般旅券の取得に関しては、海外旅行の項を参照のこと。[宮崎繁樹]
『旅券法研究会編『逐条解説旅券法』(1999・大蔵省印刷局)』

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精選版 日本国語大辞典

りょ‐けん【旅券】
〘名〙
① 旅行者の通行手形。
② 外国に旅行・滞在する際、本国が旅行者の国籍・身分などを証明し、相手国または自国領事にその保護を依頼する文書。日本では外交旅券、公用旅券、一般旅券の三種があり、出入国に必要。パスポート。旅行券旅行免状。〔条約改正論(1889)〕

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