Rakuten infoseek

辞書

放電管【ほうでんかん】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

放電管
ほうでんかん
discharge tube
適当な圧力気体入し,陽極陰極との間で放電を起す電子管総称ケイ光灯ネオンサイン水銀灯などは発光を応用して照明に,水銀整流管,キセノン整流管などは交流から直流への変換に,サイラトロン格子入りの放電管で,微小電力で大電力を制御するのに用いられる。ストロボ放電管は瞬間的に 200Aぐらいの大電流が流れて強い光を発するので,写真撮影や,高速で点滅して回転体の回転数を測定するのに利用される。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉

ほうでん‐かん〔ハウデンクワン〕【放電管】
管内に不活性ガス水銀蒸気などを封入し、電極間に放電を起こさせる電子管光源整流に用いる。蛍光灯ネオン管・水銀灯など。

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版

ほうでんかん【放電管 discharge tube】
陰極,陽極を含む電子管に気体を封入して電圧をかけると内部で電離,放電を生じ,真空管とはまったく異なった電流‐電圧特性を示す。この性質を利用したものが放電管であり,以下に示すものが往時多数使われたが現在では大半の用途が半導体に置き換えられている。定電圧放電管はグロー放電といわれる放電形式を利用し,両極間の電圧が一定に保たれるようにした放電管で定電圧電源に広く用いられた。熱陰極整流放電管は真空管のの空間電荷をイオンで中和し,30A程度の大電流を流すようにしたもので,アーク放電を利用する。

出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.

大辞林 第三版

ほうでんかん【放電管】
不活性ガスあるいは水銀蒸気を封入した電子管。電流制御・照明などに用いられる。定電圧放電管・サイラトロン・タンガー管・ネオン管・蛍光灯・水銀灯など。

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)

放電管
ほうでんかん
低圧ガスとか蒸気内の放電現象を利用した電子管。熱陰極を用いたものはアーク放電を、冷陰極を用いたものはグロー放電を利用したものが多い。冷陰極の真空放電管はクルックス管ともよばれ、初期の陰極線管、X線管として重要な役割を果たした。真空度チェック用のガイスラー管も冷陰極真空放電管である。放電管は、水銀蒸気を用いた水銀整流器、サイラトロン、定電圧を得るためのコロナ放電管、低圧ガスを封入した定電圧放電管、デカトロン(計数放電管)、リレー管など種々利用されたが、寿命安定性の点で難点があり、半導体素子に置き換えられている。しかし、放電に伴う雑音を利用したレーダーの切替え管、雑音発生用の放電管、発光現象を利用した閃光(せんこう)放電管などのほか、ストロボ放電管、ネオンランプ、蛍光灯の点灯管としてのグロースターターなどにも広く利用されている。プラズマディスプレーはグロー放電を利用した微細放電管を配列したものである。[岩田倫典]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

精選版 日本国語大辞典

ほうでん‐かん ハウデンクヮン【放電管】
〘名〙 不活性ガスや水銀蒸気を封入した電子管。蛍光灯、水銀灯、ネオン管灯、クルックス管など。

出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

化学辞典 第2版

放電管
ホウデンカン
discharge tube

定電圧放電管,計数放電管(デカトロン),リレー放電管などはグロー放電を利用したもので,水銀整流管,サイラトロンなどは真空管と同様,熱電子放出用電極を用いている.放電化学反応を利用するものとしては,無声放電を起こすオゾナイザー(ジーメンス管やその改良型)がある.

出典:森北出版「化学辞典(第2版)」
東京工業大学名誉教授理博 吉村 壽次(編集代表)
信州大学元教授理博 梅本 喜三郎(編集)
東京大学名誉教授理博 大内 昭(編集)
東京大学名誉教授工博 奥居 徳昌(編集)
東京工業大学名誉教授理博 海津 洋行(編集)
東京工業大学元教授学術博 梶 雅範(編集)
東京大学名誉教授理博 小林 啓二(編集)
東京工業大学名誉教授 工博佐藤 伸(編集)
東京大学名誉教授理博 西川 勝(編集)
東京大学名誉教授理博 野村 祐次郎(編集)
東京工業大学名誉教授理博 橋本 弘信(編集)
東京工業大学教授理博 広瀬 茂久(編集)
東京工業大学名誉教授工博 丸山 俊夫(編集)
東京工業大学名誉教授工博 八嶋 建明(編集)
東京工業大学名誉教授理博 脇原 將孝(編集)

Copyright © MORIKITA PUBLISHING Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの項目は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

放電管」の用語解説はコトバンクが提供しています。

放電管の関連情報

他サービスで検索

(C)The Asahi Shimbun Company /VOYAGE MARKETING, Inc. All rights reserved.
No reproduction or republication without written permission.