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搾乳【さくにゅう】

妊娠・子育て用語辞典

さくにゅう【搾乳】
(お乳)を自分でしぼること。

出典:母子衛生研究会「赤ちゃん&子育てインフォ」指導/妊娠編:中林正雄(愛育病院院長)、子育て編:多田裕(東邦大学医学部名誉教授)
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デジタル大辞泉

さく‐にゅう【搾乳】
[名](スル)牛や山羊(やぎ)などの乳をしぼること。また、しぼりとった乳。「機械で搾乳する」

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
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世界大百科事典 第2版

さくにゅう【搾乳 milking】
乳牛およびヤギなどの乳用家畜の乳房・乳頭内の乳を,人為的に人手またはミルカーを用いて体外にとり出すこと。乳牛の場合,雌牛は分娩(ぶんべん)すると乳が出はじめ,約10ヵ月間泌乳が持続するが,この間毎日,普通朝夕2回乳を行い,1回に数kgから20kg前後もの牛乳がでる。これらの乳は乳房の中で常時生成されており,しだいにたまっていく。乳の貯留場所は,一部は乳頭槽,乳腺槽であるが,大部分の乳は乳房の奥の乳が生成,放出されたばかりの乳腺胞の中や,そこから乳腺槽へつながる小乳管,大乳管の中にたまっている。

出典:株式会社平凡社
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大辞林 第三版

さくにゅう【搾乳】
スル
乳をしぼること。

出典:三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)

搾乳
さくにゅう
乳用家畜の乳を搾る作業をいう。ウシ、ヤギ、ヒツジ、ウマなどの乳が利用されるが、消費が多いのは牛乳である。
 乳牛の手搾りは酪農作業のうちでもっとも手間のかかる仕事であるが、1960年(昭和35)ごろから日本でもミルカーによる機械搾乳法が普及し、搾乳作業は著しく改善された。手搾りは指で乳頭を加圧して搾るが、ミルカーは陰圧により乳頭管を開いて乳を吸い出す。ミルカーにはバケット式とパイプライン式とがあり、頭数規模が比較的少ない場合は前者が、中規模以上では後者が使用される。バケットミルカーは搾った乳を搾乳缶(バケット)の中に蓄える方式で、パイプラインミルカーは搾った乳をパイプラインで牛乳処理室まで送乳する。
 舎飼いの場合、多くは係留ストールが搾乳の場として使用される。放し飼いではすべて専用の搾乳室で行われる。どちらも一般にパイプラインミルカーが使用され、能率よく搾乳できる構造をもつ。さらに作業能率がよい回転式搾乳室は、ウシを円形または楕円(だえん)形の円周上に配列して回転させ、入口と出口を隣り合わせて、搾乳前後に作業者が近距離内でミルカーの着脱ができるようにした施設で、1人1時間当り100頭以上の搾乳が可能である。このほか放牧場で使用する簡易搾乳舎もあるが、これは台車の上にセットし、必要な場所にトラクターなどで移動させて搾乳する。
 乳牛では搾乳期間は泌乳開始後通常10~12か月で、この期間、搾乳は一般に1日2、3回行われ、1回当り数キログラムから20キログラム前後を搾る。回数が増えると乳量の増加がみられ、2回搾乳に対し3回では約15~25%、4回では3回の5~10%の増乳が得られる。逆に回数を減らすことは減乳の原因となり、また泌乳期間も短縮する。全泌乳期間を1回搾乳にすると、2回の約40~50%の減乳となる。不完全搾乳は、短期間行っても、その後永続的な乳量減少がおこる。したがって、搾り残し(残乳)をできるだけ少なくすることは、乳量、乳質の向上にとって重要なことである。なお、朝乳は夕乳より乳量は多いが乳脂率はわずかに低い。また搾り始めの乳は乳脂率が低く、しだいに増加し、終了時には最高となる。[西田恂子]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

さく‐にゅう【搾乳】
〘名〙 牛や山羊などの乳をしぼること。
※唐人お吉(1928)〈十一谷義三郎〉六「もしかすると、日本最初の、搾乳かも知れない」

出典:精選版 日本国語大辞典
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