Rakuten infoseek

辞書

Infoseek辞書サービス終了のお知らせ

推理【すいり】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

推理
すいり
reasoning; inference
。1つ,あるいは2つ以上の既知の判断 (前提) から新しい1つの判断 (結論) を導き出すことで,直接的推理と間接的推理とがある。後者の例としては,演繹的推理,帰納的推理,比論などがある。また,伝統的形式論理学で普通推論式といわれるのは,アリストテレスによって明確にされた三段論法であり,これは大前提,小前提,結論の推論を進めていくものである。これには定言的,仮言的,選言的三段論法があるが,アリストテレスのものは主として定言的三段論法である。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉

すい‐り【推理】
[名](スル)
ある事実をもとにして、まだ知られていない事柄をおしはかること。「いくつかの条件から問題を推理する」
論理学で、前提から結論を導き出す思考作用。前提が一つのものを直接推理、二つ以上のものを間接推理という。

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版

すいり【推理 inference】
一般的には,いくつかの前提命題A1,……,An(n≧1)からある一つの結論命題Bを導き出すことを推理(推論reasoning)といい,演繹的推理(または論理的推理)と帰納的推理がその代表的な例であるといえる。しかし厳密な意味での〈推理〉としては,論理的に正しい推理をさすことが多い。(1)伝統的論理学ではA,I,E,Oの四つの命題の型(判断)が存するが,前提命題が1個の推理を直接推理,前提命題が2個以上の推理を間接推理と呼ぶ。

出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.

日本大百科全書(ニッポニカ)

推理
すいり
inference

手元にある証拠をもとにして、未来のこと、あるいはまだ真相がよくわかっていないことなどを推し量ること。だが、その際、直観的な飛躍に頼ることが多いものは、普通、推理の典型的なものとは考えられない。論証によってその正しさを示すことができるものが代表的なものとされるので、ときには、論証そのものを「推理」とよぶことがある。たとえば、伝統的論理学では、ただ一個の判断を変形して結論を得る論証を「直接推理」、二個の判断を前提として結論を導き出す三段論法を「間接推理」とよんでいる。自然科学者などが、実験的な結果と、既存の理論をもとにして行う推理は、部分的に、論証によって正当化できることも多いが、完全には論証に書き換えることができず、論理的には飛躍を含んでいることも多い。こういった推理は「帰納的推理」とよばれ、その一部は統計学によって定式化されている。

[吉田夏彦]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

精選版 日本国語大辞典

すい‐り【推理】
〘名〙
① 伝統的論理学で、既知の判断(前提)から、新しい判断(結論)をみちびくこと。前提が一つの場合は直接推理、二つ以上の場合は間接推理といい、直接推理は、判断の変形によるものと、対当関係によるものとがある。間接推理は普通、三段論法と称され、演繹(えんえき)的推理と帰納的推理とに分かれる。推論。〔改訂増補哲学字彙(1884)〕
※当世書生気質(1885‐86)〈坪内逍遙〉一一「帰納法にて推理(スヰリ)せん歟」
② 既知の事実をもとに、未知の事柄についておしはかること。推論。
※青年(1910‐11)〈森鴎外〉一九「これは随分思ひ切った推理(スヰリ)である」

出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

推理」の用語解説はコトバンクが提供しています。

推理の関連情報

他サービスで検索

(C)The Asahi Shimbun Company /VOYAGE MARKETING, Inc. All rights reserved.
No reproduction or republication without written permission.