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抗力【こうりょく】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

抗力
こうりょく
(1) reaction や線に沿って運動する物体に面または線が及ぼす力。拘束力ともいう。抗力の接線方向の分力を摩擦力,法線方向の分力を垂直抗力という。 (2) drag 流体中を運動する物体に,運動と逆向きに働く力。 (→抵抗 )

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デジタル大辞泉

こう‐りょく〔カウ‐〕【抗力】
物体が他の物体に接触して力を及ぼすとき、その力に対する反作用として他の物体が及ぼし返す力。
航空機など、流体中を運動する物体が、運動を妨げる方向で、流体から受ける力。

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パラグライダー用語辞典

抗力
パラグライダーが空中を飛行しているとき、空気に逆らう力と翼の後ろにできる乱れが、翼にとっては抵抗として働く。この抵抗の事を抗力という。L/のDにあたる。

出典:
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世界大百科事典 第2版

こうりょく【抗力】
机の上にのせた物体が下向きの重力を受けているにもかかわらず静止し続けるのは,重力を打ち消す上向きの力をが物体に及ぼしているためと考えられる。これは面が物体の侵入を防ぐために抵抗する力であるから抗力と呼ばれ,面に垂直なので垂直抗力normal forceともいう。物体が面に沿って動いたり動こうとするときには,一般にはそれを妨げる向きに摩擦力が働くので,これと垂直抗力とを合わせたものを抗力ということが多い。

出典:株式会社平凡社
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大辞林 第三版

こうりょく【抗力】
物体が接触面に力を及ぼすとき、面から物体に働く力。面に垂直に働く成分と平行に働く成分とがあり後者は摩擦力という。
流体中を運動する物体に働く抵抗。多く航空力学で用いる。

出典:三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)

抗力
こうりょく
飛行機や船などの場合のように、物体が流体(気体や液体)の中を運動するとき、周りの流体から力を受けるが、その力の、速度と反対向きの成分を抗力(あるいは抵抗力)という。飛行機や船が等速度で進行しているときには、プロペラなどによる推力が抗力とつり合っている。空から落下する雨滴も、地上近くでは重力と空気から受ける抗力とがつり合って等速度で落ちてくる。
 抗力が生ずる原因は、周りの流体の種類、運動する物体の形、大きさ、速さなどによっていろいろである。小さな物体がゆっくり動くときには、周りの流体の粘性のために、速さに比例した力が働く。たとえば、半径aの球が小さな速度vで動くとき、6πηavの抗力を受ける。ηは周りの流体の粘性率である。これをストークスの法則という。この法則が成立するのはρva/η(レイノルズ数、ρは流体の密度)が1より十分小さいときで、速度が大きくなると抗力はこの式で与えられるより増大する。
 さらに速度が大きくなると、物体の後方に渦ができ、これが抗力を急激に増大させる。自動車、列車、飛行機や船など、高速度で運動する物体は、この抗力を小さくするよう、その形が設計されている。さらに速度が増大し、周りの流体中の音波の速度より大きくなると、物体は衝撃波をつくりつつ進み、物体の前面の圧力が非常に高くなるので、抗力は非常に大きくなる。船の場合には水面上に波をつくることも抗力を大きくする。固体の表面を別の物体が滑りながら、また転がりながら運動するとき、摩擦により運動方向に逆向きに働く力も抗力とよばれる。[和田八三久]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

こう‐りょく カウ‥【抗力】
〘名〙
① 流体中を物体が運動するとき、運動を妨げる方向に働く力。
② 物体に外力が加わるとき、それにさからおうとする力。比喩的にも用いる。
※新編教育学(1894)〈湯本武比古〉六「身体的鍛練は、外界に対する体機の抗力なり」
※一九二八・三・一五(1928)〈小林多喜二〉八「それが今自分に加へられる━と思ったとき、不思議な『抗力?』が人間の身体にあった事を知った」

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