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抗プラスミン剤【こうプラスミンざい】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

抗プラスミン剤
こうプラスミンざい
antiplasmin
血液成分の一つプラスミン (フィブリノリジンともいう) は血液凝固を阻止する物質で,病気によりこれがふえると出血性が強くなる。必要に応じてこのプラスミンを制御する薬剤である。アミノカプロン酸が知られている。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉

こうプラスミン‐ざい〔カウ‐〕【抗プラスミン剤】
antiplasmins》血液中で血餅(けっぺい)を溶かす働きをするプラスミンに拮抗する薬剤。出血性の病気や手術の出血を抑えるのに使用される。

出典:小学館
監修:松村明
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抗プラスミン剤
製品名
《トラネキサム酸製剤》
トラネキサム酸(三恵薬品、武田テバファーマ、武田薬品工業、辰巳化学、鶴原製薬、東和薬品、日医工、陽進堂)
トランサミン(第一三共、ニプロファーマ)
ヘキサトロン(日本新薬)
リカバリン(旭化成ファーマ)

 血液は、血液凝固因子によって固まる作用と、プラスミン(凝固した血液を溶かす物質)によって溶ける作用(線溶現象せんようげんしょう)とがうまく拮抗して、とどこおることなく流れています。プラスミンが異常に活発になると、出血をおこしたり、出血が止まりにくくなったりします。この出血の原因となるプラスミンの作用を抑えることによって止血する薬が、抗プラスミン剤です。吸収も速く、効果も強力な薬です。


 線溶現象が原因と考えられる出血傾向(白血病、再生不良性貧血、紫斑病しはんびょう、手術中・手術後の異常出血)、肺出血鼻出血性器出血じん出血前立腺ぜんりつせん手術中手術後の異常出血口内炎における口内痛アフタ扁桃炎へんとうえんいん喉頭炎こうとうえんにおける咽頭痛発赤充血などの治療に用いられます。


 また、抗プラスミン剤は皮膚のアレルギー疾患の治療にも応用され、湿疹しっしんじんましん薬疹やくしん中毒疹からおこる紅斑腫れかゆみなどの症状の治療にも用いられます。


①過敏症状(発疹ほっしん・発熱・かゆみなどのアレルギー症状)、けいれんをおこすことがあります。このような症状がおこったときには服用を止め、すぐ医師に相談してください。


②胸やけ、食欲不振、吐き気、下痢、かゆみ、ねむけなどをおこすことがあります。


 こうした症状がおこったときは、医師に相談してください。


①いろいろな剤型がありますが、服用量、服用時間・服用方法については医師・薬剤師の指示を守ってください。


②抗プラスミン剤で過敏症状をおこしたことのある人は、あらかじめ医師に報告してください。


血栓症けっせんしょうあるいはその疑いのある人、血液凝固障害のある人、術後寝たきり状態の人及び圧迫止血をしている人、腎不全のある人は、あらかじめその旨を医師に報告してください。


④トロンビン製剤を使用中の人には、これらの薬は使用できません。


 また、凝固促進剤のヘモコアグラーゼ製剤、抗血栓剤のバトロキソビン製剤、凝固因子製剤のエプタコグアルファを併用すると作用をつよめたり、副作用がおこることがあります。

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