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投機【とうき】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

投機
とうき
speculation
ある「財」を価格の低いときに購入し,価格が上昇したところで売却して,その価格差から利益を得ようとする行為。為替レート,土地,証券類,貴金属,穀物,鉱産物など,価格の変動が大きく市場での売買が容易なものであれば投機の対象となる。企業が将来の利益のために設備や技術開発などに資金を投入する投資 investmentとは異なる。投機による実体経済とかけ離れた相場の変動は歴史上何度も繰返され,1920年代のアメリカで起った株価の急上昇と下落は世界大不況の引き金となった。日本でも 1980年代に大規模なバブル現象が生じた。このような事情から投機は社会的に好ましくないものという考え方が一般的であるが,M.フリードマンらによる擁護論もある。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉

とう‐き【投機】
利益・幸運を得ようとしてする行為。
将来の価格の変動を予想して、現在の価格との差額を利得する目的で行われる商品や有価証券などの売買。
禅宗で、修行者の機根が禅の真精神にかなうこと。師家の心と学人の心とが一致投合すること。

出典:小学館
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ワイジェイFX用語集

投機
短期的な予測に基づいて価格の変動で大きな利益を得る取引の事を言います。

出典:ワイジェイFX株式会社
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FX用語集

投機
レートの変動による利益を得ることを目的に売買を行うことです。

出典:(株)外為どっとコム
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世界大百科事典 第2版

とうき【投機 speculation】
狭義には,ある時点で購入した財(金融資産を含む)を,異時点間の価格変化から(その財の利用からではなく)利益を得ようとする目的で,他の時点で売却する行為のことをいう。たとえば,日本人が,為替レートの先行きを予想して,ドルを安いときに買って,ドル高になったときにそれを売却して円に換える場合,狭義の投機を行っていることになる。このような投機は純粋な投機と呼ばれることもある。しかし,一般に,価格が時とともに変化すると予想されているときには,人々は,多かれ少なかれ,その価格変化から利益を得ようとするものである。

出典:株式会社平凡社
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大辞林 第三版

とうき【投機】
偶然の利益をねらって行う行為。
将来の価格変動を予想して、価格差から生じる利益を目的に行う売買取引。
禅宗で、修行者が禅の心機に投合すること。学人の機と師家の機と合致すること。

出典:三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)

投機
とうき
speculation
もともとは機会に乗じること、確実な成算のない偶然的事象によって損益を生じる極端な冒険的行為をいうが、経済用語としての投機は、思惑によって商品、有価証券等の市価(相場)の変動から生じる差益の獲得を目的として行う取引行為をいう。思惑とは、市価の値上りまたは値下りを見込むことをいう。類似の対応用語に、投資investmentがある。投資は、反対給付として果実(利子、利益)を得ることを主目的とする点で投機と異なるが、現実に投資と投機を区別することはきわめて困難である。投機の対象は、価格が変動し、しかもその見通しのたてにくいものであればなんでもよく、繊維、穀物、貴金属、株式、外国為替(かわせ)などはその典型である。日本では、国土条件から土地が有力な投機対象になる。投機取引では市価の下向きを予想する者が売り方となるが、これを思惑売り、弱気、売り越しという。これに対し、市価の上向きを予想する者は買い方となり、これを思惑買い、強気、買い持ちという。投機は、売買差益をねらう点では一般商品売買と同じであるが、物品そのものの売買を目的とする実需取引と異なり、市価変動の結果としての差益(差損)を清算して取引を終了させるところに特色がある。思惑が狂った場合を思惑はずれという。投機取引は、先物(さきもの)取引または先物売買によることが多いので、思惑はずれによる危険を避けるため、掛けつなぎ(ヘッジング)をする。[森本三男]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

とう‐き【投機】
〘名〙
① 仏語。禅宗で、修行者が仏祖の教えの要諦にかなって大悟すること。また、学人(がくにん)の機と師家(しけ)の機とが一致すること。
※正法眼蔵(1231‐53)画餠「いま糊餠の展事投機、かならずこれ画餠の二枚三枚なり」
② 機会をうまくとらえること。〔広益熟字典(1874)〕
③ 偶然の利益・幸運をねらう行為。やま。
④ 市価の変動によって生じる差額を利益として得るために行なう商取引。相場。
※内地雑居未来之夢(1886)〈坪内逍遙〉八「米況に意を注ぐは、燦たる頼母しき投機(タウキ)の望が、主人の心中に浮びたるにや」

出典:精選版 日本国語大辞典
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