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批判【ヒハン】

デジタル大辞泉

ひ‐はん【批判】
[名](スル)
物事に検討を加えて、判定・評価すること。「事の適否を批判する」「批判力を養う」
人の言動・仕事などの誤りや欠点を指摘し、正すべきであるとして論じること。「周囲の批判を受ける」「政府を批判する」
哲学で、認識・学説の基盤を原理的に研究し、その成立する条件などを明らかにすること。
批評用法

出典:小学館
監修:松村明
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大辞林 第三版

ひはん【批判】
( 名 ) スル
物事の可否に検討を加え、評価・判定すること。 「学説-」 「 -を仰ぐ」
誤っている点やよくない点を指摘し、あげつらうこと。 「政府の外交方針を-する」
〘哲〙 〔ドイツ Kritik〕 人間の知識や思想・行為などについて、その意味内容の成立する基礎を把握することにより、その起源・妥当性・限界などを明らかにすること。

出典:三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)

批判
ひはん
criticism英語
critiqueフランス語
Kritikドイツ語
通常の用法においては、「批評」と同じく、人間の行為あるいは作品の価値を判定することをいう。西欧語では、「批判」も「批評」も、等しくギリシア語の「分割する」を意味する語クリネインkrineinに由来する語によって表されるが、日本語の場合には、「批判」は哲学ないし文献学上の、「批評」は主として文学・芸術上の用語として使い分けられるのが一般的である。「批判」の語に、哲学用語としての重要なまた明確な意味を与えたのはカントであった。彼は人間の作品の知的、美的また道徳的な価値を客観的に判定するというこの語の在来の一般的用法を受け継ぎながらも、同時にそれをいわば一段上のより普遍的なレベルにまであげて、この語に人間の理性能力そのものの批判という、新たな意味を与えた。これは近代文学や解釈学において、批評が核心的位置を占めるようになることに対応するプロセスであった。[坂部 恵]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

ひ‐はん【批判】
〘名〙
① 批評して判断すること。物事を判定・評価すること。
※正法眼蔵(1231‐53)無情説法「古今の真偽を批判すべきなり」
※浄瑠璃・一谷嫩軍記(1751)三「御賢慮に叶ひしか。但し直実過りしか、御批判いかにと言上す」 〔資治通鑑注‐唐紀・玄宗開元二四年〕
② 裁判で判定・裁定すること。判決。
大内氏掟書‐六五条・文明一七年(1485)四月二〇日「そのぬし出帯して、奉行所にてひはんをうけ」
③ 良し悪し、可否について論ずること。あげつらうこと。現在では、ふつう、否定的な意味で用いられる。
※洒落本・魂胆惣勘定(1754)中「女郎の㒵をほめ、衣装の有なしをかたり、くしかふがいのひはんをし」
④ 民間の噂話。〔日葡辞書(1603‐04)〕
⑤ 哲学で、事物や学説の内容を根本的に研究して、その全体の連関、意味、基礎を明らかにすること。マルクス主義の用語としては、イデオロギーを論理的に検討するだけではなく、それを生みだす物質的な条件や階級的な基礎を暴露すること。〔教育・心理・論理術語詳解(1885)〕

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