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愛やし【はしきやし】

精選版 日本国語大辞典

はしき‐やし【愛やし】
〘連語〙 (形容詞「はし(愛)」の連体形「はしき」に助詞「や」「し」が付いたもの) いとしい。愛すべきである。愛惜の意味の嘆息「ああ」にあたる場合もある。はしけやし。はしきよし。
※万葉(8C後)七・一三五八「波之吉也之(ハシキヤシ)我家(わぎへ)の毛桃本繁み花のみ咲きて成らざらめやも」
※談義本・根無草(1763‐69)跋「はしきやし郎女(をんな)のなからひは、久方のひさしいもので」
[語誌](1)我家、妻、妹などにかかる連語で枕詞に近い。別にハシケヤシ、ハシキヨシの形もある。ハシキヤシ、ハシケヤシは挽歌のような悲痛な感情を表現する場合に用いられ、ハシキヨシは祝宴の歌に用例を見るなど意味の分化があるという説がある。
(2)ハシキヤシが古くハシキヨシに変化したともいわれており、そこでヨシは「吉シ」を連想していたとも考えられよう。

出典:精選版 日本国語大辞典
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はしけ‐やし【愛やし】
※古事記(712)中・歌謡「波斯祁夜斯(ハシケヤシ) 我家(わぎへ)の方よ 雲居起ち来も」

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