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【ねん】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典


ねん
smṛti
仏教用語。心の働きの一つ。物事をしっかりと記憶すること。また一念というときは時間の単位で,一般に非常に短い時間をいい,十念などというときは,仏教の瞑想の一方法をいう。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉

ねん【念】
思い。気持ち。「感謝の
心くばり。注意。「には及びません」
かねての望み。念願。「がかなう」
仏語。
㋐心の働き。記憶する働き。
㋑非常に短い時間。一念。刹那。
㋒対象に向かって心を集中し、冥想(めいそう)すること。

出典:小学館
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ねん【念】[漢字項目]
[音]ネン(呉) [訓]おもう
学習漢字]4年
いちずに思いをこめる。「念願念力一念観念祈念思念専念想念
いつまでも心にとどめる。「念書記念
思い詰めた考えや気持ち。思い。「怨念(おんねん)疑念雑念残念執念情念信念断念無念妄念理念
注意。「丹念入念
含み声で唱える。「念経・念仏
きわめて短い時間。「念念一念
「廿(じゅう)(二十)」の代用字。「念日・念六日」
[名のり]むね

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大辞林 第三版

ねん【念】
思い。気持ち。考え。 「憎悪の-」
気をつけること。注意。 「御-には及びません/婦系図 鏡花
かねての望み。希望。 「 -が届く」
〘仏〙
物事を記憶している心のはたらき。憶。
物事を考えたり、思い描く心のはたらき。
きわめて短い時間の単位。 → 刹那せつな
浄土教で、称名念仏すなわち阿弥陀仏の名号をとなえること。
心の中の一定の対象に精神を集中させること。

出典:三省堂
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精選版 日本国語大辞典

にょう‐・ず ネウ‥【念】
〘他サ変〙 =ねんず(念)
※小式部内侍本伊勢物語(10C前)O「これをいかで得んと思ふに女もねうじわたるを」

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ねん【念】
〘名〙
① かんがえ。思慮。また、心から離れにくい思い。
※海道記(1223頃)逆川より鎌倉「掌を合せ念を正しくして魂独り去にけり」
※浄瑠璃・心中天の網島(1720)下「ア先心が落付いた。心中の念はない、どこに屈んで此の苦をかける」 〔陳琳‐遊覧詩〕
② 心くばり。注意。また、確認。
※浮世草子・風流曲三味線(1706)五「久三此箱を梅薫方へ持て行き、慥に渡して念(ネン)じゃ程に、請取を取って来いといひつけて遣はし」
③ かねての望み。一念。また、執念。妄念。
※無難禅師仮名法語(1670‐76頃)上「念のふかきはちくしゃう、念のうすきは人、念のなきはほとけ」
④ (「二十(廿)」の合音ネムが「念」の音に通じるところから) 年月日などの二〇の意に用いる。二一を念一日と表わす類。〔焦氏筆乗‐巻六・廿卅三音〕
仏語。きわめて短い時間をいう。刹那。一念。念念。
⑥ 仏語。心所の一つ。かつて経験したことを記憶して忘れないこと。また、単に思いの意にも用いる。
※往生要集(984‐985)大文四「如是心想極令明利、然後住心繋念一処
⑦ 仏語。観想・思念などの意で、対象に向かって想いを集中し、心を動揺させないこと。
※一枚起請文(1212頃)「もろこし我がてうにもろもろの智者達のさたし申さるる観念の念にも非ず」

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ねん・じる【念】
〘他ザ上一〙 (サ変動詞「ねんずる(念)」の上一段化したもの) =ねんずる(念)
※歌舞妓年代記(1811‐15)八「団三郎と朝比奈二役男女蔵。箱王丸喜代太郎にて力を念(ネン)じる所」
※帰郷(1948)〈大仏次郎〉霧夜「この外科手術で、日本が健康になってくれればと念じるのみだ」

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ねん‐・ず【念】
〘他サ変〙 ⇒ねんずる(念)

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ねん‐・ずる【念】
〘他サ変〙 ねん・ず 〘他サ変〙
① 神仏に対し、災厄から身を守ってくれるよう、願いをかなえてくれるよう心の中で祈る。また、経文や呪文などを心中に唱える。
※宇津保(970‐999頃)国譲下「心の中に己れにあひ見んとねんじ給へ」
※読本・椿説弓張月(1807‐11)続「咒文を念じ、唵毒変蛇寧吽莎賀と唱れば」
② たえしのぶ。じっとこらえる。我慢する。
※竹取(9C末‐10C初)「心さかしき者、ねんじて射んとすれども」
③ 常に心にとめて思う。強く願って思い続ける。

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