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心皮【しんぴ】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

心皮
しんぴ
carpel
種子植物の花は,一つのの各が分化して,生殖器官となったものとみることができる。この際,雌性配偶体をつける葉,すなわちめしべ (雌ずい) を形成する葉を心皮という。シダ植物でいえば大胞子葉にあたるものの進化的変形である。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉

しん‐ぴ【心皮】
種子植物で、雌しべを構成する特殊な葉。胚珠(はいしゅ)をつける葉の変形したもの。被子植物では合わさって子房を形成する。

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世界大百科事典 第2版

しんぴ【心皮】

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日本大百科全書(ニッポニカ)

心皮
しんぴ

雌しべを構成する葉(よう)的器官をいう。この語は、ドイツの詩人ゲーテが『植物変態論』において述べているような、雌しべも葉的器官よりなるとみなした考え方である。胚珠(はいしゅ)は心皮の向軸面の縁(へり)に沿ってつく場合と面全体につく場合とがある。心皮は裸子植物(ソテツなど)の胚珠をつける大胞子葉と相同とみなすという意見もある。キンポウゲ科やマメ科のように、1枚の心皮が向軸側に閉じて1個の雌しべをつくる場合、花は心皮の数と同数の雌しべをもつことになるが、複数の心皮が合着して1個の雌しべをつくることもある。ユリ科、アヤメ科、ラン科などでは、雌しべは普通、3心皮性、フウロソウ科、カタバミ科などでは普通、5心皮性である。

[田村道夫]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

しん‐ぴ【心皮】
〘名〙 種子植物の雌しべを形成する葉。内部に胚珠を包み、花後に生長して果皮となる。シダ植物の大胞子葉に相当する。〔植学訳筌(1874)〕

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