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復活【ふっかつ】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

復活
ふっかつ
Resurrection
キリスト教教義の一つ。キリストの復活と死者ないし肉身の復活の2つを含む。 (1) キリストの復活とは,キリストが死後3日目に肉体をもってよみがえり,人々と語り食事をして常の人のようにふるまい,11人の使徒に布教活動を命じ,弟子たちに希望を与えたことをさす。このことは旧約成就であり,神の恩恵による人間の罪のゆるし,恩恵による肉体のと罪の克服であり,人間の肉体の復活の根拠とされる。 (2) 死の復活とは,この世の終末における救いを告げるキリストの復活によって保障されるもので,キリストの再臨によって救いが成就されるとき,死者の肉体と霊魂が再び合体することをいい,この復活によって人類の死と罪が克服されることになる。

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復活
ふっかつ
Voskresenie
ロシアの作家 L.トルストイ長編小説。 1889~99年発表。著名な法律家コーニから聞いた話にヒントを得たもので,当初『コーニの手記』 Konevskaya povest'と名づけられた。主人公ネフリュードフ公爵は,陪審員として出席した法廷で,被告売春婦がかつて自分が犯したカチューシャと知り,良心呵責に悩み,流刑地シベリアまで彼女を追っていく。カチューシャはネフリュードフの奔走特赦を受けるが,彼との結婚を拒絶,政治犯の囚人とともに旅を続ける。作者は,主人公の心理を宗教的転向後の道徳観,宗教観にそって克明に描き,専制と教会に強く抗議したため,1901年に正教会から破門された。

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デジタル大辞泉

ふっ‐かつ〔フククワツ〕【復活】
[名](スル)
死んだものが生き返ること。よみがえること。蘇生(そせい)。
いったん廃止したものなどを再びもとの状態に戻すこと。また、消失したものが、再びもとの状態に戻ること。「旧制度が復活する」
キリスト教で、十字架上で死んだイエス=キリストがよみがえったことをいい、キリスト教の最も中心的な信仰内容。イエスの復活は罪と死に対する勝利であり、神の愛による人類の救いの完成という意味をもつ。
[補説]作品名別項。→復活

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ふっかつ【復活】[書名・曲名]
《原題、〈ロシア〉Voskresenieレフ=トルストイの長編小説。1899年発表。かつて自分が誘惑した娘カチューシャが無実の罪に問われているのを知ったネフリュードフ公爵が、良心の呵責(かしゃく)から救出活動に奔走し、精神的復活を果たす過程のなかに、社会の不正・腐敗に対する批判を織り込む。
《原題、〈ドイツ〉Auferstehungマーラー交響曲第2番の標題。ハ短調。全5楽章。1894年作曲。1903年改訂。第4、第5楽章にソプラノ、アルト独唱、および混声合唱が加わる。名称は第5楽章で歌われる賛歌の歌詞に用いられた、フリードリヒ=クロプシュトックによる同名の詩に由来する。

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保険基礎用語集

復活
失効した保険所定の手続きを行って元に戻すことを指しいます。失効してから3年以内で被保険者の健康状態に異常がなければ、告知と延滞保険料の払込みを行って復活できます。

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デジタル大辞泉プラス

復活
韓国のテレビドラマ。2005年6月放映開始(全24話)。出演は、オム・テウン、ハン・ジミン、コ・ジュウォンほか。

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復活
オーストリアの作曲家グスタフ・マーラーの交響曲第2番(1888~94、1903)の標題。原題《Auferstehung》。第4、5楽章にソプラノ、アルト独唱、および混声合唱が加わる。名称は第5楽章で歌われる、フリードリヒクロプシュトックの賛歌『復活』に由来する。

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世界大百科事典 第2版

ふっかつ【復活 Resurrection】
死んだイエスが甦(よみがえ)ったという主張で,キリスト教の使信中核をなす考え方。もっとも死人が再び甦るという思想はキリスト教に限られているわけではなく,仏教においてもみられるし,さらに新約聖書においても,イエスに限らず何人かの甦りについて語られている(《マルコによる福音書》5:21以下,6:14,《ルカによる福音書》7:11以下,《ヨハネによる福音書》11:17以下,《マタイによる福音書》27:52)。

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ふっかつ【復活 Voskresenie】
ロシアの作家L.N.トルストイの長編小説。友人の法律家A.F.コーニから聞いた実話に基づき,1889年《コーニの話Konevskaya povest’》という表題で書き始められた。一時中断していたが,ドゥホボル派信者のカナダ移住のための基金を得る目的で,99年週刊誌《ニーワ》にレオニード・パステルナーク(詩人B.L.パステルナークの父)の挿絵入りで連載発表され,同時にドイツ,イギリス,フランスで翻訳出版され,世界的な反響を呼んだ。

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大辞林 第三版

ふっかつ【復活】
スル
生きかえること。よみがえること。蘇生。
衰えたもの・廃止したものを再び用い、盛んにすること。 対抗試合を-する
ユダヤ教・キリスト教で、一度死んだ者が再びよみがえるという信仰。特に、キリスト教で、イエスキリストの復活をいい、教理の核心をなす。

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ふっかつ【復活】
レフ=トルストイの長編小説。1899年刊。殺人罪に問われた娼婦カチューシャが、かつて自分が犯した娘であることを知った公爵ネフリュードフの改心と救援活動を描き、帝政ロシアの腐敗した現実を告発する。

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精選版 日本国語大辞典

ふっ‐かつ フククヮツ【復活】
[1] 〘名〙
① 生き返ること。よみがえること。蘇生。
※各人心宮内の秘宮(1892)〈北村透谷〉「古代の〈略〉理想的精神を復活(フククヮツ)せしめ」 〔晉書‐顔含伝〕
② いったん廃止、停止していたもの、または破壊されたものなどがもとどおりになること。もとの状態にもどること。再興。復興。
※東京年中行事(1911)〈若月紫蘭〉二月暦「京雛なんど云ふ古雅なものが、多少復活(フククヮツ)したと云ふ気味が有る」
③ キリスト教で、イエス‐キリストがその死後生き返ったとする信仰。いったん死んだ人が再び生き返るとする信仰。
※基督信徒の慰(1893)〈内村鑑三〉一「宗教の助あり、復活の望みあり」
[2] (原題Voskrjesjenije) 長編小説。トルストイ作。一八九九年成立。若い貴族ネフリュードフが、かつて自分の誘惑した娘カチューシャが無実の女囚となっているのに出会い、悔恨と良心の自覚によって彼女を救おうとし、みずからも精神的に復活するまでを描く。

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旺文社世界史事典 三訂版

復活
ふっかつ
Voskresenie
ロシアの文豪トルストイの長編小説
1899年刊。平民の娘カチューシャを犯して堕落させた青年貴族ネフリュードフの悔悟と償いの過程を描き,社会制度を批判した人道主義力作

出典:旺文社世界史事典 三訂版
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