Rakuten infoseek

辞書

御旅所【おたびしょ】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

御旅所
おたびしょ
神霊の渡御 (神幸) のとき,神霊を仮に安置するところをさす。普通神霊を輿に乗せるため,神輿 (みこし) 所と呼ぶ地方もある (→神輿 ) 。神の旅といっても遠距離ではなく,本社から1~2km程度の地点に,それも村落内に1ヵ所設けられるのが原則である。2ヵ所設ける特例もあり,この場合はほかの関係の深い神の神殿を利用することが多い。御旅所における祭事は種々の神事芸能の発展に連なっている。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉

おたび‐しょ【御旅所】
神社の祭礼で、祭神が巡幸するとき、仮に神輿(みこし)を鎮座しておく場所。神輿(みこし)宿り。仮宮旅の宮。おたびどころ。たびしょ。

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

防府市歴史用語集

御旅所
 平安時代菅原道真[すがわらのみちざね]が大宰府[だざいふ]に左遷される途中、防府に立ちよったとされている場所です。

出典:ほうふWeb歴史館
Copyright 2002,Hofu Virtual Site Museum,Japan
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版

おたびしょ【御旅所】
神社の祭礼のとき,神輿(みこし)(あるいは神幸船)が渡御(とぎよ)して一時安置される場所のこと。御輿宿,頓宮ともいう。《枕草子》に平野社の〈みこしやどり〉が出るのをはじめとして,《兵範記》仁平3年(1153)4月15日条の〈先参御輿旅所〉など,平安末~鎌倉初の記録に,宇治離宮明神,祇園,稲荷,松尾,北野の各社の祭礼に設けられた旅所のことが現れる。一般に神社の神幸(渡御)というものは,(1)鎮座伝承上ゆかり深い地点への神幸,(2)祭神事績・霊験への回顧のための神幸,(3)氏子区域の巡覧・除厄など種々の理由があるため,旅所もまた1ヵ所または数ヵ所にわたることがある。

出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.

大辞林 第三版

おたびしょ【御旅所】
神社の祭礼の神輿みこし渡御に際し、本宮を出た神輿を迎えて仮に奉安する所。仮宮。仮屋。頓宮とんぐう。神輿宿。神霊社。おたびどころ。 [季] 夏。

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)

御旅所
おたびしょ
神社の祭礼のとき、本社より出た神輿(みこし)が、仮にとどまるところ。御旅宮(おたびのみや)、頓宮(とんぐう)、神輿宿(みこしやど)などともいう。『百練抄』に、1159年(平治1)11月「祇園(ぎおん)旅所焼亡」とあるのが文献上の初見であるが、神輿の発達とともに各社で設けたもので、仮の場所のみのところから、豪華な建物のある場合や、また他社を借りる場合もあり、その数も1か所のみとは限っていない。距離も本社とそれほど離れていない地から数十キロメートルに及ぶ場合、とどまるのも1時間程度から一昼夜に及ぶ場合もある。通例、その場で祭儀が行われる。[鎌田純一]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

精選版 日本国語大辞典

おたび‐しょ【御旅所】
〘名〙 祭礼の御幸(みゆき)の時、神輿(みこし)が本宮から渡御して仮に鎮座するところ。御旅の宮。おたびどころ。《季・夏》
※百練抄‐文暦元年(1234)八月四日「去一日渡御旅所。而天下穢気出来。付宮寺行之由被仰下云々」

出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

おたび‐どころ【御旅所】
俳諧毛吹草(1638)五「風の神の御旅(オタビ)所はあふぎ哉〈弘永〉」

出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

御旅所」の用語解説はコトバンクが提供しています。

御旅所の関連情報

他サービスで検索

「御旅所」のスポンサー検索

(C)The Asahi Shimbun Company /VOYAGE GROUP, Inc. All rights reserved.
No reproduction or republication without written permission.