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御手洗【みたらし】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

御手洗
みたらし
神社の社頭にあり,参詣者が神に参拝する前に手を洗い,口をすすぐところ。川泉などの流水を用いるかあるいは手水舎 (ちょうずや) が設けられている。

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デジタル大辞泉

み‐たらし【御手洗】
神仏を拝む前に参拝者が手や口を洗い清める所。
御手洗会(みたらしえ)」の
御手洗川」の略。
「この清川と申すは、羽黒権現の―なり」〈義経記・七〉

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世界大百科事典 第2版

みたらい【御手洗】
安芸国(広島県)大崎下島の東端に形成された港町西廻海運潮待ち・風待ち廻船の寄港地。近世初頭の御手洗は豊田郡大長(おおちよう)村に属し,出作りによる農耕が行われていたが,沖乗りの発達とともに船舶の湾内係留が増えた1666年(寛文6)に町割りが行われた。その後も,土地の狭い御手洗では,町人の手で干拓が進んで船宿や商家,倉庫を中心に町並みが広がり,船の発着場の雁木(がんぎ)や,船番所もできて,港町として整備がはかられた。

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みたらし【御手洗】
神仏を拝する前に,参拝者が体をきよめるため,手を洗い,口をそそいだ場所。伊勢神宮五十鈴川のように,自然の川であることもあり,そうした場合にその川を御手洗川と呼ぶこともある。《義経記》に〈清川と申は,羽黒権現のみたらしなり〉とみえるのもその例である。世俗,日常の世界から神聖な社域,寺域に入るためのみそぎ)の行事と場所が簡略化された結果,成立したのが今日,各地の社寺にみられる御手洗であろう。京都北野天満宮の7月7日になされる御手洗祭は,祭神が歌を詠むので,そのための御手水(おちようず)を硯箱,水さしなどとともに神前に供えるのだとされるが,これは魂祭である盆を前にして禊が変容したものと思われる。

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大辞林 第三版

みたらい【御手洗】

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みたらし【御手洗】
神社の社頭にあって参拝者が神仏を拝む前に水で手や口を洗い清める所。
みたらし団子」の略。
御手洗川」の略。 「この清川と申すは羽黒権現の-なり/義経記 7
御手洗会みたらしえ」に同じ。

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日本大百科全書(ニッポニカ)

御手洗
みたらい
広島県中南部、呉(くれ)市大崎下(おおさきしも)島東部の一地区。西廻(にしまわり)航路の重要な風待ち・潮待ち港として繁栄し、当時の遊女屋若胡子(わかえびす)屋や、三条実美(さねとみ)らの七卿落(しちきょうおち)遺跡(ともに県の史跡)がある。1994年(平成6)重要伝統的建造物群保存地区に選定された。[編集部]

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精選版 日本国語大辞典

お‐てあらい ‥てあらひ【御手洗】
〘名〙 (「お」は接頭語) 「てあらい(手洗)③」を丁寧にいう語。
※妹背貝(1889)〈巖谷小波〉冬「アラお嬢様…、お手洗でございますか」

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み‐たらい ‥たらひ【御手洗】
十訓抄(1252)三「周防むろづみの中なるみたらひに」

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み‐たらし【御手洗】
〘名〙
神仏を拝む前に、参拝者が手を清め、口をすすぐための場所。みたらい。
※いほぬし(986‐1011頃)「みな人のくるにならひてみたらしのかはもたづねずなりにけるかな」
※蜻蛉(974頃)上「神やせくしもにはみくづつもるらん思ふ心のゆかぬみたらし」
※いろは歌教訓鑑(1819)「饅頭としんことみたらしも安う売るとも損は煎餠」
④ =みたらしえ(御手洗会)〔俳諧・毛吹草(1638)〕

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