Rakuten infoseek

辞書

徒事【アダゴト】

デジタル大辞泉

あだ‐ごと【徒事】
真心のこもらないその場かぎりのこと。たわむれごと。
「はかなき―をも、まことの大事をも」〈帚木
無意味なこと。むだなこと。
「さればとて勧むる薬剤(くすり)に、功能なくは―なり」〈読・弓張月・続〉

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

いたずら‐ごと〔いたづら‐〕【徒事】
無意味なこと。くだらないこと。
「―のみ思ひ続けられて」〈有明の別・二〉
みだらなこと。
「恋の部とて五巻まで多かるは、―のつつしみなきなり」〈読・春雨・海賊〉
根拠のないこと。
「男は胸に知恵なくして心に知恵深しと云ふは、―なり」〈仮・夫婦宗論〉

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

ただ‐ごと【徒事/×只事/唯事】
《古くは「ただこと」》取り立てていうほどのこともない事柄。普通のこと。多く、あとに打消しの語を伴って用いる。「あの騒ぎは―ではない」

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

と‐じ【徒事】
むだなこと。むだごと。

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

大辞林 第三版

あだごと【徒事】
深い意味のないこと。つまらないこと。 「年ごろ、まめごとにも-にも召しまつはし/源氏 若菜下
色ごと。情事。 「世の常の-の、ひきつくろひ飾れるにおされて/源氏 絵合
むだなこと。役に立たないこと。 「十八年の願ひも-/歌舞伎・助六」

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

いたずらごと【徒事】
無益なこと。役に立たないこと。 「つれづれと-を書きつめて/千載 雑下
みだらなこと。うわついたこと。 「 -の心から、御恩の深いおとつさんを、都に残してこのつとめ/人情本・娘節用」

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

とじ【徒事】
無駄なこと。何にもならぬこと。

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

精選版 日本国語大辞典

いたずら‐ごと いたづら‥【徒事】
〘名〙
① 何の役にも立たないこと。無益、無用な行為。くだらないこと。むだごと。
※有明の別(12C後)二「いたづらごとのみ思ひ続けられて」
② 根拠のないこと。正しくないこと。いつわり。うそ。
仮名草子・夫婦宗論物語(1644‐46頃)「男は胸に知恵無くして心に知恵深しと云ふはいたづら事也」
③ みだらなこと。また、色恋沙汰。
※浮世草子・世間娘容気(1717)二「当世の歌舞妓狂言いたづら事を第一にたてて」
④ 十分ではないこと。いいかげんな状態。
※虞美人草(1907)〈夏目漱石〉一三「行くも帰るも徒事(イタヅラゴト)では通れない」

出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

と‐じ【徒事】
〘名〙 目的・意図を果たさないで終わるむだなこと。効果のないこと。かいのないこと。いたずらごと。
※雑嚢(1914)〈桜井忠温〉二二「事成って自国へ帰ることが出来れば、『ブルガリアの商人』としての彼の仕事は、素(もと)より徒事(トジ)には終らぬ」

出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

徒事」の用語解説はコトバンクが提供しています。

徒事の関連情報

他サービスで検索

「徒事」のスポンサー検索

(C)The Asahi Shimbun Company /VOYAGE GROUP, Inc. All rights reserved.
No reproduction or republication without written permission.