Rakuten infoseek

辞書

後金【こうきん】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

後金
こうきん
Hou-jin; Hou-chin
中国,清朝建国当初の国号。満州語では国をアイシン・グルン Aisin Gurunと称する。女直 (→女真 ) の統一をほぼなしとげたヌルハチ (奴児哈赤)は,万暦 44 (1616) 年にハン (汗) 位についた。そのときに国号を金と定め,天命と建元したとされるが,朝の根本史料には国号制定の記載がないことから作為したとの説もある。 12世紀の女直人の国家である金朝を継ぐ意味で金,あるいは後金と称したが,アイシン・グルンとともにマンジュ・グルン,ジュシェン・グルンなどの国号も併称していたとみられる。第2代の太宗 (ホンタイジ〈皇太極〉 ) が,チャハル (察哈爾) 部を従え,大元伝国の璽を得たのを機会に,天聡 10 (36,の崇禎9) 年4月に国号を大清と改め,崇徳と改元し,金 (アイシン) やマンジュの国号は消滅した。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉

あと‐きん【後金】
品物を受け取ったあとで代金を支払うこと。⇔前金(まえきん)
代金のうち、手付け金や内金(うちきん)を払った残りの金。残金。あとがね。

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

こう‐きん【後金】
中国、の建国時の国号。1616年、女真(じょしん)族の首長ヌルハチ太祖)が建国。都は興京。1636年、2代太宗によって清と改称

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版

こうきん【後金 Hòu Jīn】
の太祖ヌルハチの建てた国。ヌルハチは建州女真族の名家の出であったが,その25歳の1583年に祖父と父とを明軍に誤って殺されたのを機に,わずかの手勢をもって自立して女真族の統一事業に乗り出した。88年までに建州女真族の統一を達成したが,その間87年に本拠地の蘇子河畔にフェアラ城(今の遼寧省新賓県旧老城にあたる)を築いた。いっぽう明朝に対してはつとに恭順態度をとって和好をつづけ,89年(万暦17)明から都督僉事(せんじ)に任ぜられ,95年には竜虎将軍に封ぜられた。

出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.

大辞林 第三版

あとがね【後金】
あときん後金

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

あときん【後金】
契約の金額のうち、一部を支払った残りの金額。残金。あとがね。 ⇔ 内金うちきん
代金の支払いをあとですること。また、その金。

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

こうきん【後金】
しん朝初期の国号。1616年、ヌルハチ(太祖)が女真族を統一して建国。

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)

後金
こうきん
中国、清(しん)朝建国以前(1616~36年の間)の国号。建州左衛(けんしゅうさえい)出身の太祖ヌルハチは女直(じょちょく)(女真(じょしん))民族の統合に伴い、1616年に八旗の諸貴族、大臣に推されて、スレ・ゲンギエン・ハン(聡明(そうめい)なる汗)の尊号を受けてハンの位についた。のちになって編纂(へんさん)された『満州実録』(清朝の官撰(かんせん)歴史書)では、このときを後金国(金朝の後継王朝という意)の建国、天命元年としている。当時、女直民族統合国家の名称としてはマンジュ国があり、一方、対外的には、明(みん)や朝鮮に対して、金(アイシン)、後金国が使われていた。後金は2代太宗ホンタイジの1636年、満州・蒙古(もうこ)・漢人を支配する中央集権的な国家への転換期に「大清」の国号に変わった。[細谷良夫]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

精選版 日本国語大辞典

あと‐がね【後金】
〘名〙 契約の金額のうち、手付金または内金を支払った残りの金。残金。あときん。
※浄瑠璃・関取千両幟(1767)二「五百両といふ金まで渡し、跡金の二百両才覚する其内に、太夫殿を外の手へ渡しては」

出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

あと‐きん【後金】
〘名〙
※是は是は(1889)〈幸田露伴〉一「一千円を手付けにして跡金(アトキン)今日までに間に合はす約束を定め」
② 品物を受け取ったあとで代金を払うこと。また、その金。⇔前金

出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

こう‐きん【後金】
中国、清の前身。太祖(ヌルハチ)が一六一六年女真(女直)族を統一して称した国号。その子太宗(ホンタイジ)が一六三六年大清と改称。

出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

旺文社世界史事典 三訂版

後金
こうきん
清の前身。1616年,ヌルハチ(清の太祖)が満州統一後に称した国号
かつての満州の大国金の後継者であるという意味。1619年サルフの戦いで明を破り,都を遼陽,さらに瀋陽(現在の奉天)に遷した。1636年に太宗ホンタイジが清と改称。

出典:旺文社世界史事典 三訂版
執筆者一覧(50音順)
小豆畑和之 石井栄二 今泉博 仮屋園巌 津野田興一 三木健詞
 
Copyright Obunsha Co.,Ltd. All Rights Reserved.
それぞれの項目は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

後金
ごきん

出典:旺文社世界史事典 三訂版
執筆者一覧(50音順)
小豆畑和之 石井栄二 今泉博 仮屋園巌 津野田興一 三木健詞
 
Copyright Obunsha Co.,Ltd. All Rights Reserved.
それぞれの項目は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

後金」の用語解説はコトバンクが提供しています。

後金の関連情報

他サービスで検索

(C)The Asahi Shimbun Company /VOYAGE MARKETING, Inc. All rights reserved.
No reproduction or republication without written permission.