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後方【アトベ】

デジタル大辞泉

あと‐べ【後方/脚辺】
《古くは「あとへ」》
(後方)後ろの方。
「鉄柵よりは数尺ばかりも、―に立ち」〈竜渓経国美談
寝るときの足の方。
「頭辺(まくら)に匍匐(はらば)ひ、―に匍匐ひ」〈神代紀・上〉

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こう‐ほう〔‐ハウ〕【後方】
うしろのほう。⇔前方
軍隊で、作戦を支援する補給・輸送・整備などの機能の総称。兵站(へいたん)。→正面装備

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しり‐え〔‐へ〕【方/後】
後ろのほう。後方。
「万丈の山千仞(せんじん)の谷前に聳(そび)え―に支(さそ)う」〈鳥居忱・箱根八里〉
競技や物合わせをするときの右のほうの組。
「上の女房、前―と装束(さうぞ)き分けたり」〈・絵合〉

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のち‐かた【後方】
のちほど。後刻。
「―に鮨(やすけ)でも誂えようか」〈一葉たけくらべ

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世界大百科事典 第2版

こうほう【後方】

出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.

精選版 日本国語大辞典

あと‐かた【後方】
〘名〙
① あとのほう。うしろ。しりえ。こうほう。
※類従本讚岐典侍(1108頃)下「殿のあとかたに寄り奉らせ給ひしかば」
② のちのこと。また、死後のこと。
※真景累ケ淵(1869頃)〈三遊亭円朝〉六八「花車重吉は江戸へ帰りました。跡方は惣吉といふ取って十歳の子供とお隅に母親と」

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うしろ‐がた【後方】
〘名〙 時間的に二つに分けてあとの方。特に、臨時の儀式である殿上の賭弓(のりゆみ)で、射手を二組に分け、二度目に射るほうの組。⇔前方(まえかた)
※栄花(1028‐92頃)歌合「又賭弓(のりゆみ)あれば、前方、うしろかたと、ことどもわきて」

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こう‐ほう ‥ハウ【後方】
〘名〙 うしろのほう。後面。〔医語類聚(1872)〕
※橇(1927)〈黒島伝治〉七「兵タイをのせてゐた橇は、三露里も後方に下って」

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しり‐ざま【後方】
〘名〙 後ろの方向。しりえ。
※撰集抄(1250頃)三「しづかに聞え侍らんと思ひて、しりざまにつきてまかり侍りぬ」

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しる‐え ‥へ【後方】
〘名〙 「しりえ(後方)」の上代東国方言。
※万葉(8C後)二〇・四三八五「行こ先に波なとゑらひ志流敝(シルヘ)には子をと妻をと置きてとも来ぬ」

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のち‐かた【後方】
〘名〙 のちほど。後刻。
※歌舞伎・名歌徳三舛玉垣(1801)三立「まっ此よふにあちらこちら、かへてしからば後かたまで、其状箱は足軽弐人へ、預けて置けば互に目代(めしろ)

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