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律師【りっし】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

律師
りっし
(1) 戒律の師ので,徳望の高い持律のに対する尊称。 (2) 僧侶名称僧都に次ぐ位。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉

りっ‐し【律師】
戒律に通じた僧。
僧綱(そうごう)の一。僧正僧都(そうず)に次ぐ僧官。正・権の二階に分かれ、五位に準じた。

出典:小学館
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世界大百科事典 第2版

りっし【律師】

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日本大百科全書(ニッポニカ)

律師
りっし

持律者、律者ともいう。(1)出家者のさまざまな行為の規範である律(りつ)に通暁し、またこれを暗記し、誦(じゅ)して、人々を教化する有徳の者。(2)日本において僧尼の規律を定めた規定集「僧綱(そうごう)」に設けられた官職の一つ。僧正(そうじょう)、僧都(そうず)と合して三綱(さんごう)といい、僧尼を統轄する官職名。のち大・中・小の三律師に分かれたが、その後これを廃し、律師の下の官職に権(ごん)律師が設けられた。1285年(弘安8)律師は五位殿上人(てんじょうびと)に準ぜられた。

[坂部 明]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

り‐し【律師】
〘名〙 (「りっし」の促音の無表記) =りっし(律師)
※宇津保(970‐999頃)国譲下「物も覚えざりしに、りしの加持せしこそ遠くきこえて、助かる心地せしか」

出典:精選版 日本国語大辞典
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りっ‐し【律師】
〘名〙
① 仏語。戒律に通じた僧。
※釈日本紀(1274‐1301)一八「律師(リッシ)禅師(せんじ)比丘尼(ひくに)呪禁師(しゅこむのはかせ)造仏工(ほとけつくり)造寺工(てらたくみ)
② 僧綱の一つ。僧正、僧都に次ぐ僧官。正・権の二階に分かれ、五位に準ずる。
※書紀(720)天武一二年三月(北野本南北朝期訓)「僧正(そうしゃう)、僧都(そうつ)、律師(リッシ)を任(ま)けたまふ」

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